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2014年3月 3日 (月)

№2259 卒業旅行

 【東京シニア自然大学】の期末も迫り、有志で一泊二日の卒業旅行をしてきた。行き先は猿ヶ京温泉である。実は、卒業に際してもう一つの旅行、小笠原旅行が控えている。小笠原の参加者は8名である。ところが、小笠原には行けなくても、もっと広くみんなで旅行したいねという声が上がり、1月末に世話人のFujitaさんが企画を立ててくれた。今回の参加者は14名だ。

Dsc00561  なぜ猿ヶ京なのかというと、昨年秋の授業で【赤谷プロジェクト】の講義を伺い、ぜひ一度現地を訪問してみたいという声が上がっていた。幸い、近くには温泉も豊富だ。温泉にゆっくり浸かり、交流を深めたいという狙いもあったようだ。

 上越新幹線で、上毛高原駅は意外と近い。大宮から1時間ほどだった。駅に降り立ったら、この日の宿のご主人が、車で迎えに出ていた。最初の目的地は、【三國街道須川宿】だ。ここに【たくみの里】があるのだそうだ。

Dsc00558  車から降りて早々、【須川宿資料館】に入場し、資料館長にこの地の歴史を教わった。まじめな一行は、どこにいても勉強である。展示品は、書画・武具・調度品・本陣時代の道具類などのほか、古文書も多く展示されていた。

Dsc00564  三國街道は、越後と信州の殿様が行きかいした江戸時代の主要な街道の一つである。今ではきれいに整備され、街道沿いはたくみの集まる様々な店が軒を並べていた。

 われわれは暇にあかせて、たくみの里の一軒一軒覗いて歩いた。【マッチ絵の家】・【木織の家】・【和紙の家】・【ガラスの家】・【七宝焼の家】・【鈴の家】・【ちりめん細工の家】・【急須の家】等々さまざまな店が並んでいた。

 それにしても、2月中旬に降った雪が多く残っている。土地の古老に言わせると、こんなドカ雪は経験がなかったようだ。木の枝もあちこちで折れていた。

Dsc00575  この街道沿いで昼食を摂り、この日の宿に向かった。到着と同時に、また勉強が待っていた。【赤谷プロジェクト総合事務局長】であり、日本自然保護協会メンバーでもある出島誠一氏の講義である。

 【赤谷プロジェクト10年の取り組み】と題して、この10年間、どういう取り組みをやって来たのか丁寧に教えていただいた。

Dsc00577  赤谷の森というのは、有名な法師温泉の周囲に広がる1万haほどの土地だ。山手線内側の1.6倍もある広大な土地だという。そこにスキー場とダム建設の予定があったのだそうだ。法師温泉の社長を中心に反対運動を展開し、見事その計画を撤回させたのだという。

 計画撤回と同時に、この森の再生プロジェクトがスタートした。日本自然保護協会と地元の有志、林野庁で議論して、《生物多様性の復元》、《持続的な地域づくり》、《科学的な森の管理》等を通して、自然環境のモニタリング、調査・研究などを行っているという。

Dsc00579  われわれ聴く側は、座敷に座っての授業だ。不届きな聴講生もいるもので、畳に横になり堂々と寝ている者もいた。ただ、大半の人は熱心にお話を伺っていたことは言うまでもない。ただ、早く温泉に入りたっくて、正直いってウズウズしていた。

 1時間半ほどの講義を聴き終わり、めいめい農家民宿【はしば】の温泉に入った。PH7.7というから中性に近い単純泉だったが、身体がポカポカしてものすごい汗が出た。

Dsc00580  風呂からあがったら、待望の乾杯だ。それぞれが、たくさんのお酒を持参してきていて、テーブルが一杯になった。私は、自家製の梅干と沢庵、白菜の漬物を持参した。「まさか、この酒を全部飲むことはないだろう」と誰もが思っていた。それが、朝になると、わずか焼酎半分を残すのみだった。

 一体、誰がそんなに飲んだのだろうか。「級長だ」という声が上がったが、まさか彼一人でそれだけの量は飲めない。結局、夜中すぎまでデスカッションに夢中になり、いつの間にかなくなっていたというのが真相である。皆年寄りなのに、よく飲むよね。「シンさんにそうは言われたくない」という声も聞こえてきそうなのだが…。

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