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2014年3月25日 (火)

№2281 小笠原の勇壮な見送り

 【旅の終わり】というのは、なんとなく物悲しい。特に船旅はそうだ。ガイドブックを読むと、『小笠原の旅人を送る見送り風景は、どこにも見られないほど勇壮だ』と書かれていた。さて、どう勇壮なのか、楽しみにしていた。

Dsc00757Dsc00758  三月末にもなると、見送りにも卒業生、就職に出る人、転勤の見送り等様々な風景がある。ちょうど、帰りの船は、それにぶつかった。3月末で転校する小学生の見送り、高校を卒業して大学進学や就職する人の見送り、転勤する人の見送り等で港は普段より賑わっていた。

Dsc00761  父島には2000人の住人がいるという。そのほとんどの人が出てきているのではないかと思うほど、人の波に揺れていた。別れを惜しむ人は、船が出港する直前まで離れない。小学校や中学校は全校をあげての見送りだったのではないか。どうやら、先生の転勤らしい。

 ほとんどの警察官も、港に来ていたのではないか。警察官の転勤もあったのだろうか。話を聞くと、父島には診療所があり、三人のお医者さんがいるようだ。その何人かも、役割を終えて本土に帰るらしい。私の隣に立ち、船のデッキで歓送を受けていた若い女性二人は、大学進学で東京に出るといっていた。

Dsc00763  そうだ、ガイドを引き受けてくれたJiro親子は来ているかなと探してみた。見つかったのが、ホエールウォッチングのガイドをしてくれたMasamiさんら若い二人だ。大声で「ありがとう」と叫んだ。出港直前にJiro親子を発見した。彼は息子を高々と抛りあげて、見送りをしてくれた。ヤ、危ないんじゃないか。子どものHakuちゃんも慣れたもので、大喜びをしていた。残念ながら、このシーンは写真に収めることが出来なかった。

 そういえば、友だちのMitsukoさんから「30年前に訪れたのだが、小笠原の風景が懐かしい。動画で見せてよ」というリクエストのメールが来ていた。動画はあまり慣れていないのだが、YOUTUBEにアップしてみよう。

Dsc00772  船の出港は、見送りの始まりだった。【おがさわら丸】が港を離れていくと、10艘ばかりのボートがこの船沿いに見送りに出た。なかには応援団張りに、大きな太鼓を鳴らし、大声を張り上げ乗船者を激励していた。

 という間もなく、次々と船からダイビングをするものが現れた。一つの船で10人もダイブをしている。われわれが宿泊したPapas Islandの船も見えた。食事の給仕をしていたおねえさんたちも、船から「ありがとう」の大きな声を出していた。そして、エプロンのまま船から豪快なジャンプをして、海に飛び込んでいた。

 イヤ~、この風景には大感激だった。そうだこれも動画にしてみよう。

Dsc00774  この見送りに最後まで付いてきたのが、警察のパトロール船だった。矢張り、同僚の転勤があったのだろう。この風景を見ただけでも、また小笠原に行きたくなったね。

 帰りの船もほとんど揺れることもなく快適な船旅で、グッスリ寝むりながら竹芝桟橋に帰ってきた。

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コメント

シンさん

こんばんは。
小笠原を堪能してこられたようですね。
帰りの見送りは、涙が出ますね。
動画は、撮りっ放しでの投稿ですか。
少し編集をした方がいいと思いますね。

25時間の船旅をお疲れ様でした。
今度は、母島にも行ってください。

投稿: 昭JIJI | 2014年3月25日 (火) 22時56分

昭jiji
お陰さまで小笠原を満喫して来ました。
鯨も見れたし、貴重な動植物にも
巡り会うことができました。
ただ、再度母島となると考えてしまいます。
やはり25時間半は遠いですね。
空港開設運動をしているようですが
果たして何時になるでしょうか?

投稿: シンさん | 2014年3月26日 (水) 07時08分

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