« №2289 満開の川越を食べ歩き | トップページ | №2291 【不可解な出来事】の解決 »

2014年4月 3日 (木)

№2290 多摩川河口の干潟観察会

 前にもお話したが、東京シニア自然大学をこの3月に卒業した仲間で、【東京シニア自然大学NEXT】という、いわば大学院のようなものを立ち上げた。幸い、卒業生全員が、この【NEXT】に参加することになった。カリキュラムも作ったが、これがなかなか魅力的で、この一年間が本当に楽しみである。

Dsc00857  その第一回の講座が開かれた。『多摩川河口の干潟観察会』である。観察会場は、多摩川河口である。京急川崎駅で大師線に乗り換え、終点の小田新田駅から歩いて約20分のところである。この日の参加者は16名。講師は、この観察会を長くやっているKuniyasuさんにお願いした。

 私は、この学校に入学して初めて行ったところが沢山あるが、この多摩川河口も私にとっては初めてだ。多摩川の川向うには羽田空港があり、昨年見学に行ったANAの工場が目の前だった。川幅は200mもあったがろうか。

Dsc00856  なぜこの日を選んだかというに、4月2日は春の大潮で、一年でも一番潮の満ち引きの激しい日だという。Kuniyasu先生の説明だと、この日の干満の差が1m70cmもあるらしい。その中でも、午後12時半が一番潮が引く時間らしい。

 河口のそばに荷を解いて、川に入ってもいいように着替えた。私は、この日のためにゴム長靴を用意した。さらに砂掻き用のシャベルも持っていった。

Dsc00858  川に入る前に、先生の説明がなされた。「多摩川河口は、東京湾に残された数少ない自然の干潟です。干潟を生息地とする蟹をはじめ、様々な生物の観察ができます」とのことだ。砂州の見える河口には、様々な野鳥を見ることができた。セグロカモメ、ユリカモメ、キンクロハジロ、カワウ、コサギ、カルガモ等だ。

 この日は、Kuniyasuさんの他にYamazakiさんという野鳥や植物にめっぽう詳しい講師がいる。二人の講師に耳を傾けた。彼らは、大きな望遠鏡を持ってきていた。20倍と25倍の望遠鏡だ。これが重いの何の、5~6㎏もあったのではないか。よくぞ担いできたものだと感心した。

Dsc00865  さて、河口での生物探しだ。ユリカモメが熱心に何かを啄ばんでいる。よく見ると、ものすごい小蟹がいるのだ。この蟹も、生息域によって種類が異なるという。岸に穴を掘る蟹がケフソイソガニというのだそうだ。さらに、クロベンケイガニ、チゴガニ、コメツキガニ、ヤマトオサガニ等だ。

 熊手でカニを捕まえて、観察してみよう。ところが、これも上手と下手がいる。仲間のKasamaさんが次々と捕まえるのに、私などはさっぱりだった。どうだろう、20匹も捕まえただろうか。それを観察トレーに乗せて、カニの種類を特定していく。これがまた楽しい作業だった。

Dsc00867Dsc00877  さらに、牡蠣とアサリも捕まえ、濁った水に入れておいた。1時間も置いていたら、その水が透明に澄んでいた。貝の持つ浄化作用に、あらためて驚かされた。聞くところによると、瀬戸内海も牡蠣を養殖するようになってから、赤潮の被害が減ってきたらしい。

Dsc00875  お昼ご飯後、河口に向かって1.5㎞ほどの散策をした。広大な干潟で、アサリを取っている人がいた。ものすごい量を取っていた。これが土日になると、黒山の人だかりだそうだ。しばらく河口と、飛行機の離発着を眺めて帰ってきた。

Dsc00878  帰りは、有志で酒盛りだ。夕方3時からやっている飲み屋が少なく、会場探しに苦労した。ある飲み屋で、6時までの限定付きでようやく酒にありつけた。

 仲間のYamamotoさんが、先日の小笠原旅行の写真をCDにしてくれていた。私はパソコンを持っていたので、CD写真が格好の酒の肴になった。

|

« №2289 満開の川越を食べ歩き | トップページ | №2291 【不可解な出来事】の解決 »

東京シニア自然大学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: №2290 多摩川河口の干潟観察会:

« №2289 満開の川越を食べ歩き | トップページ | №2291 【不可解な出来事】の解決 »