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2014年4月24日 (木)

№2311 新宿御苑探訪

 この4月に始まった【東京シニア自然大学NEXT】の講座も、この日で3回目になる。自分の体が、水曜日は【東京シニア自然大学】ということで慣れ始めた。今では、水曜日が来るのが楽しみだ。

Dsc01110  この日は、【お花見兼新宿御苑探訪】という講座だ。この日の講師は、7年前まで新宿御苑の所長をやっていたわがNEXTの仲間、Kuniyasuさんだ。彼は7年前、2年半ほど【新宿御苑所長】を務めていたらしい。新宿御苑を隅から隅まで知っている、そいう意味では頼もしい講師だ。

 【Next講座】は、参加者の普段の行いが良いせいか、いずれの日も晴天だ。この日も雲一つなく、風も微風の絶好のハイキング日和だった。朝10時には、本日の参加者21名全員が勢揃いした。 講師のKuniyasuさんから、本日の行動予定の説明があった。

Dsc01114  彼は、〈新宿御苑の概要〉のパンフレットと明治39年の新宿御苑の地図をコピーして持ってきてくれた。この地図が、今日の武器だった。というのも、新宿御苑は明治に開園したそのままの面影をとどめているというのだ。

 最初に、新宿御苑の設計思想の説明があった。正門入口から、【ビスタライン】を意識した設計だという。芝生の向こうには、東京タワーがはっきり見て取れた。これは、フランス人の公園設計思想だという。

Dsc01117_2  それにしても、新宿御苑は巨木のたくさんある公園だと、改めて驚いた。新宿門から入場して、最初に見た巨木はヒマラヤシーダだ。いずれも植えられてから100年ほどだというが、これまで成長するものなのだ。幹回り5mほど、この周囲は40mほどあったか。

Dsc01137   さらに、驚いたのは鈴懸の木の大木だ。これも100年ほどたったとかで巨木だった。鈴懸の木は、東京では街路樹として見かけるが、ほとんどが伐採している。枝を伐らないとこのような巨木になるとは驚いた。

Dsc01121  新宿御苑は桜の木が多いが、ほとんどがもう散っていた。唯一残っているのは【関山(かんざん)】という八重桜だった。

 そして、今人気があって人が集まっていたのが【ハンカチの木】だ。ちょうど満開だった。新宿御苑には、3本のハンカチの木があった。

 私は、このハンカチの木の開花を初めて見たのかもしれない。白い花が、まさにハンカチのように花弁を広げていた。

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Dsc01124  新宿御苑には、この公園でしか見ることができない多くの樹があった。海外から寄贈されたものも多いという。【ラクウショウ(楽羽松)】なども初めてみる大木だ。もともと中国の川縁に生えている樹のようだ。近くに生えているメタセコイアも、私が生まれた年の昭和21年に中国で発見されたという。

 ラクウショウは、地上に根を出しているのが面白かった。水辺に繁殖している樹木の特徴だという。そういえば、マングローブなども根を地上に出しているね。同じ種なのかしら。

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Dsc01152  立派な大木と感心したのは、ユリノキだ。新宿御苑を代表する巨木かもしれない。これも100年ほどたった樹という。この樹は、半纏木(ハンテンボク)ともチューリップツリーともいうらしい。

 チューリップに擬せられた花も咲き始めていた。このユリノキも、一本だけではなく、3~4本ほどあった。いずれも巨木だった。

 新宿御苑の歴史で初めて聞いた事実も多かった。この公園のすぐ近くに、明治神宮がある。実は、明治神宮の敷地は、新宿御苑の一部になるはずだったらしい。明治天皇がお亡くなりになり、急遽、メモリアルの神宮に衣替えをしたらしい。

Dsc01140  さらに、開かずの正門がある。そこはフランス庭園として造られ、いずれそこに迎賓館を建設する予定があったという。これも、明治天皇のご逝去とともに潰えたらしい。

 新宿御苑でなければ見られない数々の植物も紹介された。

Dsc01127  【ハナイカダ】は、葉の上に花が咲くという珍しい木だという。私は初めて見た。【ハナイカダ】というと、桜の花びらが散って、水辺に山になる現象を言うのだが、こういう植物もあるのだ。さらに【イスノキ】や【フウ】という植物も知った。

 それにしても、私は何度も新宿御苑は訪れたが、この御苑を詳しく知るガイドと一緒だと、公園の別の面がみられて、ものすごく勉強になった。

 新宿御苑探訪の後は、懇親会が近くの飲み屋で行われた。いつものことながら、大いに盛り上がったのは言うまでもない。

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コメント

相変わらずshinさんの自然探索はすごいね。一冊の本になるんじゃないの?私は最近花を見て廻っています。理由は単なる気分転換です。幸手の権現堂堤の桜・石岡の風土記の丘の桜・春日部の牛島藤花園・亀戸天神の藤などなど。まだまだこれからも色々な花を見て歩くつもりですが、すべて妻と一緒です。晩年の想い出を作っているようで、まだちょっと早いかな?とは思いますが?!
花を愛でた後に一杯やるのもナカナカに良いものですよ。行ってみてガッカリするものもありますが、亀戸天神などは藤の花の向こうにスカイツリーが見え、帰りのお酒も美味しくて、記憶に残る一頁になりましたね。ゴルフ熱が冷め、花々に目が行くのは加齢現象でしょうか??? そういえば最近、夜の銀座の花を見に行っていませんね。今日あたり・・・!?

投稿: ルート36 | 2014年4月25日 (金) 午前 10時21分

ルート36さん
コメントありがとう。
ルート36さんに【晩年】はまだ早いですね。
自然に目を向けると、今まで知らなかった
様々な事象に出会える楽しさがあります。
なんとなく見過ごしていたことに
新しい発見があるのも楽しいものです。
【書を捨て、クラブを捨て、
花と樹を求めて野に出よう】

投稿: シンさん | 2014年4月25日 (金) 午後 12時30分

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