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2014年5月10日 (土)

№2327 奥多摩の酒蔵を訪ねる

Dsc01263  昨年の秋に、『東京シニア自然大学』の授業で奥多摩に行った。帰りに、かとちゃん一人が途中下車をした。あとで聞いて見ると、酒蔵で酒を買うために電車を降りたらしい。「なぜ、俺を誘ってくれないのか」と、その後、ぐずぐずと級長のクレームが続いていた。音を上げたかとちゃんが、「それじゃ、奥多摩の酒蔵を訪ねるプログラムを実行しましょう」と、計画を立ててくれた。

 参加したのは、級長の奥さんを含めて6人だった。彼女は一緒に小笠原旅行をした仲間で、よく知っている。なぜか、酒には縁のない女性二人も参加していた。Nonnoはこの近くに住んでいて、地の利を得た参加のようだ。

 それにしてもいつも思うのだが、東京シニア自然大学のアウトドアライフの時には、天気が崩れたことがないね。不思議なくらいだ。下車したのは、青梅線の沢井駅だ。この駅の目の前に【澤ノ井】を醸造している小澤酒造があるのだ。かとちゃんが、酒蔵見学を予約してくれていた。ただ午前11時からという。

Dsc01268Dsc01269  若干時間があったので、多摩川を渡ったところにある寒山寺にお参りした。中国蘇州の本山から阿弥陀如来を譲渡され、それを祀っている寺とのことだ。鐘搗堂の鐘は、自由に撞いて結構です、とのことだ。さすが紳士の級長は100円玉をおいて、鐘を撞いていた。この鐘撞堂の天井には、川合玉堂の弟子が描いた天井絵があった。

Dsc01275  さて、時間になったので酒蔵に戻ろう。酒蔵見学の前に、「日本酒が出来るまで」の講義があった。見学会には30人も参加していただろうか。この講義は心強いものだった。日本酒を飲む効用として、5点を上げていた。

①日本酒でガンの予防、②日本酒で動脈硬化を防ぐ、③日本酒はボケを防ぐ、④日本酒で骨粗鬆症を防ぐ、⑤日本酒は蒸留酒より肝臓にやさしい、の5点だ。

 ただし、それも適度に飲む限りにおいてと強調していた。1日2合だそうだ。級長のように際限を知らない人は毒、と強調しておいた。また、週一回の休肝日は必要だとのことだ。この酒造は、元禄15年(忠臣蔵の年)に出来た、東京でも最も古い会社だそうだ。

 酒に関するたくさんの蘊蓄を学んだが、米の研ぎ方もその一つだ。普段われわれが食べるご飯は8%を磨き、普通酒は30%、吟醸酒は40%、大吟醸は50%磨くのだそうだ。この酒造ではその上があって、梵という酒は65%磨くと言っていた。

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Dsc01281   この酒造には3つの酒蔵があり、元禄蔵・明治蔵・平成蔵があるのだそうだ。実際にその蔵の中も案内された。中はヒンヤリしていた。微かに酒の匂いが漂う。5月上旬には、今季最後の酒を絞り出したのだそうだ。次の新酒の仕込みは10月だと言っていた。酒の命は、米と水だ。酒を造る井戸水も見学した。最後に、待望の利き酒会だ。頂いた酒は、さっぱりしていて美味しかったね。

Dsc01287   せっかく奥多摩に来たのだからと、多摩川沿いを散策した。この近辺まで来ると、川の水はきれいだ。先日新宿御苑で見た珍しいハンカチの木も、白い花が咲いていた。ポカポカ陽気で、散策も気持が良かった。

Dsc01291  昼食は、御嶽駅前にあるかやぶき屋根のソバ屋で摂った。春の山菜天ぷらを頼み、手打ちのソバも美味しかった。

Dsc01296  昼食後は、近くの玉堂美術館に立ち寄った。私は初めて訪れる美術館だ。瀟洒でなかなか良かったね。自宅に帰ったら、東京周辺はヒョウが降り、大風が吹いたとのことだったが、奥多摩はあくまでも静かだった。

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