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2014年9月11日 (木)

№2451 谷津干潟を楽しむ

 東奔西走の毎日である。私のブログウォッチャーに言わせると、「毎日、よくあちこちに出かけますね」とホトホト呆れ、なお感心しているようだ。そういわれれば、本当に充実した毎日が続いている。この日は東京シニア自然大学の講座で、千葉県の谷津干潟見学に出かけた。

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 私には、谷津干潟は初めての訪問だ。周りを大きな住宅団地が囲む、ほんの小さな干潟のように見えた。ところが、この干潟は明治の終わりころまでは東京湾の最奥地だったらしい。塩田として開発され、谷津遊園が出来、徐々に干潟の埋め立てが行われていったらしい。今では埋め立てが進み、東京湾はこの干潟から3キロメートルも先だ、といっていた。

Dsc02423_2 なぜこの谷津干潟だけが開発から取り残されたかというと、利根川の導水路予定があり、国が買い上げた土地がたまたま残ったのだという。今では貴重な干潟となり、1993年にはラムサール条約登録地に認定されたという。渡り鳥がしばし羽根を休める休憩地である。講座が行われたのは、谷津干潟の中にある【谷津干潟自然観察センター】である。

Dsc02412 この日の講師は、お馴染の安西英明さんだ。東京シニア自然大学の講師として、この日で5回目の登場である。いつも感心するのだが、この先生は本当に博識である。動植物のことなら何でも知っているといっていい。ラジオ番組で「子ども相談室」があるが、常連講師だ。さらに、ちょくちょく新聞コラム等でお目にかかる。

 先生は、この谷津干潟の重要性を強調していた。「この干潟に来ると、貴重な渡り鳥がたくさん見られる。今干潟で見られる渡り鳥の主なものは、シギとチドリだ。特に今の季節はシギの仲間のトウネンが見られる。トウネンは尊敬するべき渡り鳥で、夏は北極で暮らし、冬はニュージーランドに渡る。小さな体だが、年に二回、2000キロも旅をする渡り鳥だ」と話していた。さらに、この季節は貴重なオオソリハシも見られるらしい。

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 お話を聞いた後、実際に干潟で野鳥観察をした。

 デジカメのズームを最大の25倍にして、固定してとったのが上の野鳥だ。左上からカワウ、ダイサギ、オオソリハシ、トウネンである。海岸沿いのゴカイやカニ、小動物を一生懸命啄ばんでいる。この渡り鳥も、やがて南に渡って行くという。

 安西先生が強調していたのは、「トウネンは体重1グラム増えると200キロメートルの飛行が可能になる。トウネンは尊敬すべき」と繰り返していた。

Dsc02435 「日本の野鳥はわずか633種類だから、簡単。むしろ昆虫などは何千、何万種類もあるから厄介なのだ」そうだ。先生は、むしろ鳥よりも昆虫の研究家なのだそうだ。『フィールドガイド日本の野鳥』の改訂版をようやく校了したしい。「改訂版を出す度に、学説が変わるから大変」と嘆いていた。

 午後はフィールドセンターを出て、実際に野鳥の観察をやった。この日の大潮は13時13分で、みるみる潮が引いていった。

Dsc02431 ダイサギの脇にはアオサギが羽根を休めていた。私は、せっかく買った望遠鏡を那須においてきてしまった。先生の24倍望遠鏡で覗かせてもらったのだが、本当に野鳥の羽根は綺麗なものだ。

Dsc02432 野鳥観察の後は、芝生に座って先生の講義が続く。天気が心配だったが、観察中は雨が降るということもなかった。良い観察会だったね。

 

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