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2014年11月 6日 (木)

№2507 小石川植物園探索

Dsc03091 毎週水曜日は、東京シニア自然大学の開校日だ。私は、律義に水曜日はこの学校のために取ってある。この日の講座は自主講座で、【植物の不思議に触れる】という題で、小石川植物園を探索した。この植物園は知っていたが、入園するのは初めてだ。集合時間には、幼稚園児の遠足だろうか、正門入口は大賑わいだった。

 この日の担当は、ArakawaさんとYamazakiさんだ。特に、Arakawaさんはこの日のために相当勉強してきたらしく、参加者には資料を配り、自身も植物図鑑を携えての参加だった。この日の参加者は19名と、普段の講座よりも多かった。

Dsc03094 小石川植物園は、東京大学の理学系研究科附属植物園で、植物学の研究・教育を目的とする東京大学の教育実習施設なのだそうだ。面積は16haと、都心の真ん中にあるにしては結構広い。この植物園には、樹林約1500種が植えられている、世界有数の植物園だという。

 午前10時には、入口で朝礼をした。世話人の方から、この日の行動計画と、この植物園の見どころの説明があった。

Dsc03096 早速、入口の大木を紹介された。「ケンポナシの木で、私の小さいころはおやつによく好みを食べたものです」というが、私には知らない木だった。話を聞いてみると、大半の人がこの木は知らないと言っていた。

 たしかに小さな果実はなっている。落ちている実を拾って味見をしたが、梨の味がして美味しかった。

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Dsc03110 正面入口を入ってすぐのところに、ソテツの大木がある。このソテツから精子が発見された、植物園の名物の木なのだそうだ。そういえば、この植物園で精子が発見されたもう一つの木があった。イチョウである。1896年(明治29年)、平瀬作五郎という先生が、イチョウの花粉に精子があることをはじめて発見したという。

 木の下には、たくさんの銀杏が落ちていた。誰も拾う人はいない。そういえば入場時に、入口に入場者へ銀杏を配っていた。有難くいただいてきた。

Dsc03103 植物園を歩いてしばらく行くと、「ニュートンのリンゴの木」があった。いわずと知れたニュートンは、自宅の庭のリンゴの実が落ちるのを見て、【万有引力の法則】を発見したという。この木も、ニュートンゆかりの木を接木したという。すでにリンゴの実はなっていなかった。

 リンゴの木の隣にあるのが、【メンデルの葡萄】である。メンデルも、遺伝学の基礎を築いたことで有名である。この植物園には、あちこちにいろいろなゆかりの木が植えられていた。

Dsc03108
 素晴らしい林が続いた。イロハモミジの植えられている並木である。残念ながら紅葉にはまだであったが、12月になると素晴らしい紅葉が見られるに違いない。そういえば、この植物園には、たくさんの桜の大木もあった。花見のころは、さぞかし人で混雑するのだろうね。

Dsc03117 この植物園は日本最古というので、開園当時に植えられた樹木は大木になっている。今でこそどこの街路樹でも見られるスズカケの木だが、この街路樹もここで研究の結果できたものらしい。

 われわれが普段街路樹として見るのは、スズカケノキとアメリカスズカケノキの雑種で、モミジバスズカケノキというのだそうだ。あちこちに立札があり、木の由来を懇切丁寧に説明しているのも有難かった。

 図鑑を片手に説明してくれるArakawaさんの話に耳を傾け、林の中を歩くのは楽しかった。思わぬ発見もある。わが家の庭には紅花常盤万作という木が植えられているが、この植物園でトキワマンサクの大木を見た。あの木がこんな大木になるのか、と軽い驚きもあった。

Dsc03122
 お昼ご飯は、植物園の最奥の旧東京医学校本館の前で摂った。ここは普段博物館となっているようだが、水曜日は休館日というので、入場は叶わなかった。

Dsc03132_2 午後は【分類植物園】や【薬園保存園】などを見て回った。植物観察で、一日充分に楽しめた。

 あらためて思ったのだが、小石川植物園は、植物に関心のある方には重要な場所だと思ったね。

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