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2014年11月13日 (木)

№2514 鎌倉中央公園での里山授業

Dsc03195 毎週水曜日の【東京シニア自然大学】の講座は、関東近辺の各地で開かれている。さて、今日はどこに連れて行ってくれるのだろうか。

 湘南新宿ラインで、駅を降りたら大きな観音様が見えた。そう、今日は大船まで来るようにとの指令だ。9時30分改札口に着いたら、ほとんどの方がスタンバイしていた。駅前からバスに10分程乗って、行ったのが鎌倉中央公園だ。

 この日の講座は、シリーズ「里山を訪ねる」の3回目で、鎌倉中央公園で里山を大事に守っている方々の、実践教育を受けるのだ。東京シニア自然大学専科の今年のテーマは【里山】で、様々な里山・里海体験を重ねている。

 鎌倉中央公園に着いたら、【NPO法人 山崎谷戸の会】のメンバーが待っていてくれた。事務局長のKurokawaさん、チームリーダーのKuboさんをはじめ4人の方がこの日の指導をしてくれるという。

Dsc03198 まずは、事務局長から【山崎谷戸の会】についてのガイダンスがあった。三つの大きな方針があり、①子どもたちを自然で育てる、②地域に伝わる里山文化の継承、③地域の自然保護、だそうだ。

 ここを里山と定めて、活動しはじめた歴史の紹介もしていただいた。話を聞いて、NPOの活動は、たえず行政との闘いでもあるとしみじみ感じた。

 30分程の講義を終え、さて実践だ。この日は、カナムグラを除去して貰いたいとのことだ。カナムグラって一体なんだ。【八重葎】ともいわれる蔓性の雑草である。これがはびこると、生態系が壊れ、小さな植物が生えてこないのだそうだ。私はこのカナムグラは初めての体験だが、百人一首の次の句を思い出した。

八重葎しげれるやどのさびしきに人こそ見えね秋は来にけり

Dsc03200 休耕田の跡地に入り、蘆原・オギ原に蔓延るカナムグラを除去する作業は単純だったが、蔓バラなども蔓延り、結構大変だった。蔓を引っ張ると、ずるずるとカナムグラがまとわりついてくる。あれよあれよという間に、カナムグラの蔓の山が出来た。

 われわれ5人の組の担当地区は、ほぼ除去できたかな。それをリヤカーに積み。ごみ捨て場に持っていった。他の組を見学に行ったら、ものすごい量で、大変そうだった。

Dsc03202 わがクラスの植物博士やまちゃんが、「カヤネズミの巣があるぞ」と声をかけてきた。よく見ると、蘆の葉の陰に、小さな巣が見えた。もう巣立った後とかで、実物はいなかった。この谷戸には、このカヤネズミの巣が沢山見られるらしい。ただ、希少動物でもあるという。

 カナムグラの除去作業は午前いっぱいかかった。若干汗をかいたし、お腹もすいた。お昼は、駅前で買ってきた弁当を広げた。

Dsc03208
 さて、午後は鎌倉中央公園でどのような活動をしているのか、現場見学だ。最初に案内されたのは【ししいし】という大きな岩だ。横から見ると、たしかに獅子の頭のようだ。この岩は子どもたちの格好の遊び場で、この岩から飛び降りるのだそうだ。2~3mの高さだったが、今まで怪我をした子どもはいないとのことだ。

Dsc03205 この周りには、たくさんの小川が流れていた。よく見るとカワニナがたくさん生息している。6月から7月にかけて、源氏ボタルや平家ボタルが沢山見られる、と話していた。

 さらに、赤ちゃんの木を育てる場所があった。この森で採ったドングリを発芽させ、2~3年たったら出荷するのだそうだ。この苗を首を長くして待っているのが、南三陸町だそうだ。

 畑には作物が成長していた。これは畑班の担当だという。さらに問題は、ここで炭焼きをやっていたようだが、たった一人の住人が「けむり臭い」とクレームをつけてきたので、やめてしまったと残念そうに話していた。ここで耕す田んぼや、里山の樹木など、懇切丁寧に説明してくれたのは有難かった。

Dsc03211 この日は2時半までということだったが、講義が終わったら3時半を過ぎていた。本当に熱心だった。

 さて、帰りはどう帰ろうか。Kuboさんが途中まで見送りに来てくれて、北鎌倉駅から帰る組と鎌倉駅から帰る組に別れた。

 私は鎌倉駅組に入ったが、銭洗い弁天経由で駅前で一献傾けてきた。東京シニア自然大学の日は、この交流会がもう一つの授業のようなものだ。いつもの6名が参加した。

Dsc03214

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