« №2520 講座の下見で谷根千へ | トップページ | №2522 定期健康診断 »

2014年11月20日 (木)

№2521 トトロの森を訪ねる

 この日は、東京シニア自然大学の講座で、所沢の【トトロの森】を訪ねた。くにちゃんも一緒だ。お互い、これで5日間連続、東京シニア自然大学に関わりのある行事に参加した。女房に、「毎日出かけるところがあって良いことね」と皮肉を言われて、自宅を出た。さすがに疲れたね。

Dsc03374
Dsc03376 さて、この日の講座は「里山を訪ねる」の4回目で、所沢の郊外にある【トトロの森】を訪ねた。西武池袋線の小手指駅で降りて、バスで15分乗ったところに【トトロの森本部クロスケの家】があった。座敷には、でんとトトロが座っていた。天井には、クロスケが目立たないように下がっていた。

 この本部で、トトロ財団のお話を伺い、午後は森の整備の一環として、下草刈りの手伝いをしようという予定だ。

Dsc03382 クロスケの家の二階は広々としていた。昔、この家では蚕を飼っていたらしい。午前は、ここで【公益財団法人トトロのふるさと基金】の活動を学習した。今日の講師は、この事務局長である荻野豊さんだ。

 私は、トトロの森のことはほとんど知らない。お話を伺うと、ここ狭山丘陵も開発の波に洗われ、宅地開発や残土処理などで、豊かな緑の破壊がなされていた。1990年4月、ここの自然を守ろうと発足したのが【トトロのふるさと基金委員会】だ。

Dsc03381 ナショナル・トラストの方法で、破壊されそうな森を買い進めた。今では、27か所のナショナル・トラスト地を所有しているという。何といっても苦労したのが、地価の高い森を買い進める資金の調達だ。この運動がスタートした時には、バブル最盛期で、ものすごく地価が高かったらしい。それが、今では最盛期の10分の一くらいまで下がったという。

 1991年8月にトラスト一号地の取得をした。ほとんどが個人の寄付に頼った。13年後の現在、トラスト地の広さは、当初の32倍までに成長したとの報告だった。

 有難いことに、最近では無償寄付を申し出てくれる人もいるようだ。要因は相続税の高騰で、個人では払いきれない金額を、どうせならトトロの森に寄付しようということのようだ。こうして、最近では、そのトラスト地がどんどん増えてきているらしい。今年だけですでに6か所のトラスト地が増えた、と言っていた。

Dsc03384 さて、午前中お話を伺った上で、午後は実際のトラスト地を足で歩いてみよう。この日訪ねたのは、【トトロの森13号地】、【14号地】、【15号地】の三ヶ所だ。13号地は、森の再生を果たした結果、カタクリの群生が見られるようになったというし、14号地は一輪草が咲き誇る森に変化したらしい。

Dsc03390 この丘陵は、どこに行ってもお茶畑だ。さらに、眼の前には、早稲田大学人間科学部のキャンパスも望める。この日は天気も良く、観察会には最高のコンデションだ。

 さて、この日の最大イベントは、トラスト地の下草刈りのお手伝いだ。皆さん作業着に着替え、軍手をはめて竹藪や常緑樹の伐採作業をした。「落葉広葉樹以外は、全部切り倒して下さい」とのことで、鋏とのこぎりでどんどん切り倒していった。

Dsc03400
 お陰様で、藪だらけの林が、ほんの一角ではあるがきれいになった。わずか一時間ばかりの作業だったが、興に乗り始めたころにはタイムアップだという。級長などは、後ろ髪引かれるような顔をして「もっとやりたいな」とつぶやいていた。

 解散後のビールの美味しかったことといったらなかったね。

|

« №2520 講座の下見で谷根千へ | トップページ | №2522 定期健康診断 »

東京シニア自然大学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« №2520 講座の下見で谷根千へ | トップページ | №2522 定期健康診断 »