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2014年12月 4日 (木)

№2535 秦野で里山体験

 東京シニア自然大学の講座では、今まで行ったこともない地に連れて行ってくれるのが嬉しい。さて、この日はどこに行くのだろうか。小田急線の渋沢駅に、午前10時集合とのことだ。『駅から時刻表』で、何時に自宅を出ると良いか検索した。午前7時に出ると間に合いそうだ。それにしても、3時間もかかる。

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 渋沢駅に到着したら、すでに仲間が待っていた。「駅のデッキから富士山がよく見えるよ」という。たしかに、真っ白で大きな富士を望めた。さらに、駅前に立ちはだかっているのは、丹沢山系だ。寒い朝だったが、雲一つない天気だ。毎日この風景を見られる秦野市民は幸せだね。

Dsc03528 駅には車が迎えに来ていた。現場までは車で15分程のところだ。この日の指令は、【里山体験】だ。森林の伐採、薪割り、植樹、コースター作り、シイタケの栽培が主なものとの説明があった。

 秦野市の職員のほか、四十八瀬川自然村のボランティアが大勢、われわれを待っていてくれた。『日本の誇れる自然と共存できるフィールドを河川及び周辺地域に作りだす事業』を目的に結成されたNPO法人だという。

Dsc03534 今日の作業の段取りの説明があった。まずは、里山再生のための木の伐採作業だ。電動鋸を使うのは、ほとんどの参加者には初めての体験だった。説明を聞きながら使うと、女性にも容易にできた。ただ、倒す方向性が問題だ。大きな木を伐ったのだが、隣の枝に引っかかり、倒れなかった。失敗である。

 それにしても木を伐るのは、意外と大変だったね。

Dsc03535 次にやったのが、薪割り作業だ。今は便利なものがあって、圧力で薪を割る機械があるのだ。最初に説明があって、刃の約10㎝前で止めないと、自動的に機械が停まってしまうのだそうだ。

 その説明を聞いたのかどうかは知らないが、級長は何度やっても機械が自動停止してしまうのだ。「ウ~~ム、級長には学習能力が足りない」と、思わず唸った。伐ったのはコナラやクヌギの木だ。水分たっぷりで、しばらく干さないと薪としての用はなさない。

Dsc03536 伐採現場で、植樹のお手伝いもした。すでに植樹場所には、目印の杭が立っていた。杭の脇を20㎝ほど掘り、穴には炭を入れ、植樹をするのだ。植える木は、矢張りコナラが主だった。

 里山を再生するには、植えて15~20年後には伐採する必要があるという。伐採した木は、70cmほどに伐り、炭を焼くのだそうだ。炭に出来ないものは薪として使うという。

Dsc03538 一生懸命作業をやっていたら、あっという間にお昼になった。何と作業時間の短いことか。お昼ご飯は、高台の見晴らしのいい場所で摂った。ここからは、相模湾や東京湾越しに房総半島が見えた。秦野は、意外と海にも近いんだね。

 ボランティアが用意してくれたのは、シイタケがたくさん入ったお味噌汁だ。これが美味しかったね。さらに、炭火で焼いたシイタケも振る舞ってくれた。自分らで作っているシイタケ林で採取したものだと言っていた。

Dsc03540 大きなシイタケと赤トウガラシのお土産もついていた。シイタケは肉厚で、とっても美味しそうだった。参加者一同、大喜びでお土産をザックに仕舞い込んだ。

 これだけではない。炭火で焼いたホカホカのサツマイモも出てきた。お昼ご飯食べた後でお腹一杯だったが、これだけはベツバラと頬張った。これも美味しかったね。

 さて一段落した後、午後のアクションだ。伐採した後の枝をチップにする機械を見せていただいた。「この機械が優れモノで、伐った後の枝処理にずいぶんと役に立っている」との説明だ。枝処理に悩んでいたのだそうだ。

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 その次に行ったのが、シイタケ栽培畑だ。ものすごいシイタケの原木が並んでいた。このところの雨で、またどんどんシイタケが出てきていて、とりきれないと言っていた。市場に売りに出しているのだそうだ。活動資金になっているという。大きくなって商品にならないようなものを、ここでもいただいた。

Dsc03544 最後のアクションが、桧でのコースター作りだ。最初にコースターを作ったくにちゃんが「一個500円で売るよ」と言っていたが、だれも見向きもしない。自分で作るのだ。鋸を原木にあてたが、出来たのはイビツなコースターだった。嗅いでみると、桧の良い香りがした。皆さん、喜んで持ち帰った。

 午後2時半には、この日の講座は終了した。ボランティアの方々が車で駅に送るよという申し出を振り切って、歩いて帰ることにした。45分程の坂道だった。それにしても、元気な老人たちだね。何を隠そう、歩いて帰ったのは駅で美味しいビールを飲むためなのだ。

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