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2015年1月 9日 (金)

№2571 スノーシューで万座渉猟

Dsc03877 万座温泉スキー旅行の二日目は、スノーシューで万座の山を渉猟するアクションだった。スノーシューとは、まあ西洋カンジキのようなものだ。これを履いて野山を歩くと爽快である。私は、昨年初めての体験だったが、今年も一日スノーシューを楽しむことにした。この日の参加者は6人だった。
Dsc03876 一年前に履いたスノーシューだが、履き方を完全に忘れてしまった。同行者に丁寧に教えていただいた。今回のガイドはAkagiさんで、昨年もお世話になった方だ。彼が言うには、「山をスノーシューで歩き回るには、山を良く知ったガイドに案内してもらう必要がある」と強調していた。
 しかも、山野を歩き回るのは、どうしても冬でなければならないという。なぜなら、夏はブッシュで入り込めない場所でも、雪に覆われた冬はスノーシューで自由に歩き回ることができる。この日のテーマは、「巨木を訪ねる旅」だそうだ。
 一緒にこのスキー旅行に参加した”級長”は、この日のコースの困難さを知って、早々にリタイアした。これは大成功だった。上り下りのコースを、この日は6㎞ほど歩くらしい。とてもじゃないが、級長の体力では無理だったね。
 スタートから、大きく下り始めた。スノーシューに慣れない間は、転びまくった。ただ、だんだん下るときと上るときの要領をわかってきた。下りはかかとに力を入れて滑りながら下りるし、上りはつま先に力を入れるとうまく歩くことができる。
 ただ、問題があった。先日那須で買った長靴が少し窮屈なのだ。スキーでもそうだったが、靴が足に合わないことほど苦痛なことはない。長靴を買う時に履いたときは、大きさが十分だと思ったのだが、靴の中敷きを敷いたら、ちょっと小さかったかな。普段、私は26㎝の靴を履いているのだが、今回は25.5cmの長靴を買ったのだ。
Dsc03879 しばらく歩くと、タラの芽の林があった。アシスタントガイドのOhkawaさんは山草が好きで、この林を見て舌なめずりしていた。ただ、この山草が食べられる5月には、笹や下草が生い茂り、この付近には入ってこれないという。タラの芽は天ぷらも美味しいが、味噌汁に入れても美味しいらしい。

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Dsc03883 やがて、大きなウラジロモミの脇を通った。ガイドのAkagiさんが言うには、万座で一番大きなウラジロモミだと言ってた。高さが40mもあっただろか。その木のてっぺん付近をよく見ると、何やら鳥の巣のようなものが見える。「多分、ノスリの巣だろうね」とのことだ。この山には、いろいろな鷹が棲んでいるらしい。まっさらの自然が残されているのだ。
 白雪の中を歩くのは、われわれの足跡だけだ。それも延々と続く。国道からずいぶん下ったのを見ると、帰りはこれだけまた登らなければならないんだろうね。

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 次の巨木は、ミズナラだ。この樹も周囲7~8mくらいはあっただろうか。やはり万座で最大のミズナラらしい。巨木は【気】を発揮する。その気をいただきましょうと言われ、巨木に触れた。何やら木肌が温かかった。ガイドの説明では、「何百年も生きてきた巨木は、われわれの訪れを待ってくれていたのだ。皆さんに霊気のお裾分けをしてくれるにちがいないでしょう」とロマンチックなことを言っていた。
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Dsc03889 次の巨木は、根が三つ又に割れたミズナラだ。「古来、三つに割れた又には、神が宿るといわれています。皆さん、その気を受け取ってください」といわれ、大きな巨木の三つに分かれた根をくぐった。

 根の部分には、大きな洞があった。まさか、熊が冬眠していないよね。誰かがそう言ったら、「そう、この森にはたくさんの熊が棲息しています。今は冬眠中ですが、冬眠しそこなった熊に出会うこともありますよ」との説明だ。 

 朝鮮五葉松の巨木にもであったし、ハリギリの巨木もあった。皆、それぞれ何百年もたった巨木である。アシスタントガイドのOhkawaさんは、「こんなに大きなハリギリは見たことがないね」と驚いていた。

Dsc03891 ずいぶん歩いたね。お腹も空いてきた。お昼ご飯は、ダケカンバの巨木の脇で摂った。実は、私のザックには缶ビールを忍ばせていた。そのビールを飲みながら昼食だ。ビールの美味しかったことといったらなかったね。それでも昼食で10分も立ち止まっていると寒い。早々に帰り支度を始めた。
 3時間くらい下ってきたので、その時間くらいは登らなければならない。行きはよいよい、帰りはつらいで、いや~~参った。そのうちに、窮屈な長靴も足に当たり始めた。足がジンジンして痛い。私は列の前方を歩いていたのだが、ため息をついて立ち止まる回数が増えた。後ろにいた仲間は、「シンさん、相当つらそうだね」と見切っていた。
 ようやくスタート地点に戻った時には、もうへとへとだった。久し振りに、こういうハードな体験をしたね。まあ、普段体を動かしていないツケが、こういう時に一気に出てくるのだ。ホテルに帰って、温泉で体をもみほぐし、ヤレヤれほっとした。

 それにしても、同行の女性二人、KukiちゃんとReikoさんの元気だといったらなかった。ある人は憎まれ口を叩いて、「そういえば、Reikoさんは、朝食で日本食と洋食の二人分食べていたね。どうりで元気なわけだよ!」Kukiちゃんも、三日間もスノーシューをしていた。もちろん、スキーに比べてスノーシューのほうが何倍もハードだ。

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