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2015年2月20日 (金)

№2614 わが街サンポ

 彩の国いきがい大学の仲間から、「今度、シンさんちの街をぶらり歩くから参加しないか」とのお誘いがあった。この仲間は、【彩伊歩クラブ】というハイキングクラブである。スケジュールを見ると、その日は空白だった。さらに、私には今住んでいる街をほとんど知らない、という負い目もあった。

 ただ、風邪気味である。昨日のように雨とかミゾレなら、参加を取りやめようと思っていた。ところが、この日は雲一つない快晴で、しかも風も弱いという絶好のハイキング日和だ。

Dsc04271 集合場所は、市役所の隣にある【文化財展示館】前だ。私は用事で何度も市役所には来ているが、隣にこのような展示館があることは知らなかった。この日の参加者は17名と多かった。私はこのクラブの活動に参加するのは初めてだが、この日の17名は多い方だと話していた。

 それにしても、参加を呼び掛けるチラシの題がふるっている。『四季かおる歴史ある街「蓮田」』とあった。わが住む街は何ら特徴やとらえどころがなく、面白くもおかしくもない街と思っている当方にとっては、『四季かおる歴史のある街』とは面映ゆいばかりだ。

Dsc04275 この日は10㎞歩くという。準備として、ラジオ体操で体をほぐした。そして最初に入場したのが【文化財展示館】だ。縄文時代の5000年ほど前、この付近は海だったらしい。矢じりや石器、土器、貝塚跡などが沢山出土されているという。中でも、写真にある【黒浜式土器】は県の文化財指定を受けているようだ。

 とはいえ、この展示館には他にこれといって見られるようなものは収納されていなかった。

 この展示館の裏は沼になっていたが、ここから貝塚など沢山の遺跡が見つかっているらしい。普段は、こんな場所に足を踏み入れることはないな。

Dsc04278 市役所から歩いて20分ほどで、第一の目的地【黒浜沼】に到着した。この沼は上沼と下沼の二つからなっている。広大な湿地は絶好のバードウォッチングのポイントになっていて、カイツブリ・カワウ・ゴイサギなど約140種類もの野鳥が観察されるらしい。

 夏は平家ボタルの里として、保存活動に力を尽くしている仲間もいた。なお、この沼は【緑のトラスト保全第11号地】として、公有地化されたとのことだ。広々としたこの沼は、5haを超えるというから、本当に広大である。私もしみじみ訪ねたのは、初めてのことだ。

Dsc04285 次に向かった『真淨寺』というお寺は、どこかで見たことがあるなと思ったら、昨日税務署に行く時に通った道の前だ。本堂の大きな屋根は、印象的だ。このお寺は、江戸の開祖大田道灌に所縁のある寺らしい。そういえば、今回歩いていてやたら大田道灌の話が出ていた。

 このお寺の本尊は、33年に一度しか御開帳しないのだそうだ。次の御開帳はいつなのだろうか。

Dsc04287 このお寺から歩いて5分程の所にあったのが【庚申塔】である。この付近には庚申講信仰のようなものがあり、この街だけでも1500もの庚申塔が立てられている、というから凄いものだ。

 なお、この日説明をしてくれたのは、彩の国いきがい大学の3年先輩で、市のボランティアをやっているYamamotoさんという方だ。この方の声が小さいというより、参加者が勝手に話しているのでほとんど聞きとれなかった。

Dsc04289 さて、お腹が空いてきたね。ただ、まだまだ見るところがある。この庚申塔のすぐそばにあるのが【黒浜久伊豆神社】だ。蓮田には、7つの久伊豆神社がある。私は、以前自転車でその全部を回った。

 この神社では、円空仏などが発見されたらしい。このすぐ近くにも、なんたら少尉の神社もあったがさっと見て通った。

Dsc04292 ここから、昼食会場の【武そば】までは相当遠い。歩いて3~40分くらいかかっただろうか。皆さん、お腹を空かせていたので、食べるは飲むわで盛り上がった。いつもながらの大もりそばに、てんぷら、煮物、焼き物、鍋物などがテーブルに揃っていた。これで1000円だというから、参加者一同驚いていた。

 結局、私はそばを半分ほど残した。そしたら、Onちゃんが女房にお土産だと、私の分までかっさらっていった。このおそば屋さんに1時間半もいた。アルコールも入っているし、もう動きたくないね。

Dsc04293
 ところが、最後にぜひ観てもらいたいと連れて行ってくれたのが【寅子石】だ。どこかで見たことがあると思っていたら、私がいつも車で通るところだ。車では通るものの、立ち寄ったことはない。

 なんでも、埼玉県で二番目に大きい板碑で、4mほどあるらしい。もともと長瀞にあったものを、元荒川・綾瀬川などを船で運び、この地に据え付けられたといっていた。700年ほど前の話だというから、よくぞこんな重いものを運んだものと感心した。

 この後慶福寺見学というので、私は皆さんと別れて帰ってきた。

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