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2015年2月26日 (木)

№2620 インドネシアの里山保全

Dsc04301 東京シニア自然大学の今年度の最終授業【インドネシアの里山保全】が、新宿の某高層ビルの会議室で行われた。この会議室は39階にあり、窓からは真下に新宿御苑が望めた。高層階から新宿を眺めると、意外とごちゃごちゃしたコンパクトな街だと思った。

 この日は午前中は所用があり、午後からの参加となった。この講義で、本年度の授業計画は無事に終わった。専科とNEXTで全部で31回の講義であったが、私は2~3度欠席しただけだ。

Dsc04304 この日の講師Yada Makotoさんは、東京シニア自然大学を主宰するJEEF(日本環境教育フォーラム)の唯一の海外駐在員とのことだ。

 インドネシアのジャカルタから約60㎞離れた田舎で、里山の環境保全の仕事をやっているという。インドネシアに派遣されてもう13年になるのだそうだ。「自分から希望してインドネシアに行くことになったのだが、日本には年一度しか帰ってこない」と話していた。

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 私はインドネシアにことはあまり詳しくないが、13000以上の島からなる国で、300以上の人種からなり、2億3千万人の人口がいるというから、日本の倍に近いものだ。

 ジャングルを擁する広大な土地が、ものすごい開発の破壊にあっているようだ。森を切り拓き、アブラヤシの林に生まれ変わっているという。さらにはマングローブの林を切り拓き、エビの養殖をするなど、日に日に森がなくなっているらしい。そこに住む貴重は動植物が、絶滅の危機に瀕していると話していた。

 彼の説明によると、世界には三大ジャングルがあり、アマゾンとアフリカのコンゴ、インドネシアのジャングルが最大のものらしい。そのいずれもが、危機に瀕している。

 彼の活動は、森の破壊を少しでも遅らせ、そこに住む住民に開発に頼らない生活の確立のために援助をするとのことだ。ヤシ油からの砂糖作り、森のハチの巣からの蜂蜜作り、糸を紡いでの民芸品作り、籠作りなど現地でなければできないことへの助力をしているようだ。

Dsc04305Dsc04306


 Galaheというヤシ砂糖、蜂蜜などを持ってきて試食させてくれた。蜂蜜をなめてみたのだが、すごく甘くて美味しかった。ただ、日本の基準では蜂蜜の水分が21%以下なのだそうだが、この蜂蜜は水分が26%あり、適合しないのだそうだ。味見をしたが、少々水っぽかった。撹拌機で水分を飛ばせばいいのだろうが、800万円もする機械が買えないといっていた。

 現地で不便を感じながらも働く、彼の努力には頭が下がった。スタディツアーでインドネシアを訪れる学生が多いようだが、機会があれば私も行ってみたいと思った。

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