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2015年3月 6日 (金)

№2628 新聞記事に共感

 先日、以下のような新聞記事を読んだ。それは、読者からの投書による【ひととき欄】だ。多分、奥さんからの投書だろうか。

 「定年退職になった主人が、一向に家を出ようとしない。テレビの前から動かず、電話を待っているようなのだ。定年退職時、後輩から何かあったら相談に乗ってくださいね、という話をまともに受け取っているようだ。本人は、長年携わってきた仕事は、自分でなければできないという自負を持っているようだ。後輩からのSOSを待っていて、自宅を動けないようだ」という家族の投書だった。

 私も退職時には同じような思いで、決して鳴ることのない電話を首を長くしてじっと待っていた記憶がある。そして、後輩から電話など来ることは決してなかった。

 会社を辞めたときに、すぐにでも会社のことは忘れ、新たな自分の道を見つけよう、と決断するまでは少しく時間がかかったように思う。じっと待っているだけでは、何も動かない。自分で活路を開くしかない、というのが私の経験だ。

 また、辞めたときに会社から持ち帰った資料を、じっくり整理しようと考えていたが、そんなことをやっても生産的ではないとすぐに気が付いた。そして、一番良いのが、サラリーマン時代に決別して、【自分の次の人生】を早く確立することだと思った。

 サラリーマン時代の人間関係や会社との関わりを一切断とうと決断するのが、私の場合、結構速かったのではなかったか。そのように考えたとき、ずいぶん楽になったことを思い出す。この投書氏の旦那さんも、早くこのことに気が付いたらいいなと、この記事を共感しながら思った。

 ちょっと考えればわかることなのだが、「自分でなければ出来ぬ仕事」などありえないのだ。もしあったとしたら、それは個人事業で、決して永続的な仕事ではない。

 この旦那さんも早く気がついて、自立する道を見つけてもらいたいもの、とこの記事を読みながら心から思った。

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