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2015年3月22日 (日)

№2644 無謀な企て

 この日も俳句の話題である。

 桟雲の会で、Yamahiko先生から会員順番で30句を作り提出するように、との課題が与えられている。すでに3人が提出している。私のように、毎月提出する5句を作るのに四苦八苦している身にとって、30句というのは無謀な企てだ。

 それでも俳句の会に忠実な生徒として、なんとかその課題に応えなければならない。それにしてもテーマが必要だ。そうだ、今回の長崎・五島の旅で何とか30句作れないものかと試みた。

 バスの中で俳句ノートを片手に様々と試み、句作をしていた。その結果、初案の30句を揃えることが出来た。ただ、この句には相当な推敲が必要だ。まあ、初案としてここに紹介したい。季語のない句もあるので、そこにも手を付ける必要がありそうだ。

長崎・五島の旅に詠う

原爆碑平和公園風光る

語り部の声しみじみと梅香る

殉教の聖人碑の脇黄水仙

春満載卓袱料理に舌鼓

グラバー園庭の片隅李散る

春の海庭園越しに造船所

寒風に長崎夜景煌煌と

静かなり出島の庭に石蕗の花

春風に市街電車の走り来る

春の海ジェットフォイルで漕ぎ出さむ

殉教者教会白く玉椿

春の丘白く輝く修道院

大海に悠悠と舞ふ春の鳶

黄砂舞ひ灯台の影うっすらと

禿山や鬼岳頂上枯野原

ひっそりと椿に囲まれマリア像

静かなり教会に咲く白水仙

春の陽や薔薇窓に射す柔らかさ

鶯の鳴く音にミサの唱和する

春うららガイド説明うたた聴く

夫婦連れ離島は寂し黄水仙

旧教会周りを囲み花菫

春凪や殉教の島船接岸

赤レンガ教会照らす春夕日

遥か訪う椿に囲まれ石教会

春の海大きな離島住む二人

教会堂ルルドの聖水水草生ふ

殉教の島藪椿いはれあり

椿練る五島うどんに舌鼓

椿教会信徒のガイドに耳傾(かし)げ

 そして、この30句を前日の句会で提出した。さて、どう評価になるだろうか。

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