№2686 那須から秋田へ
兄嫁から、5月の連休に秋田の実家の寺で兄の三回忌法要をやりたいという連絡がきた。横浜の姉夫婦と那須から車で行くことにした。川崎の姉は、前日に飛行機で行くという。
連休の渋滞予想を聞くと、われわれが出発する5月2日は、東北自動車道が那須近辺で朝の6時で30㎞の渋滞が予想されるという。以前も、那須から秋田に行くのに渋滞にはまり、難儀した覚えがある。今回は、一般道で秋田まで行こうと、朝早く出ることにした。
横浜の姉夫婦は、前日那須に来た。義兄のFumioさんは、以前から那須での仕事があったらしい。到着早々、いろいろと【あるるのいえ】の不具合の個所を治してくれていた。温泉に入浴して、夜は餃子パーテーをやった。
さて、出発だ。カーナビで『距離優先』の検索した。那須から今晩の宿泊地まで約370㎞ある。到着予想時間が、夜8時45分と出ていた。カーナビ通りだと、時速30kmで計算しているようだ。朝8時30分に出た。さて、秋田には何時に到着するだろう。
カーナビの指示通り行くことにした。那須の山を越え、会津西街道に出る道だ。山の上は、新緑がまぶしかった。同乗者は、那須の新緑を堪能していた。そして、目指した第一目標地は、会津若松市だ。道は順調で、ほとんど渋滞には合わなかった。
同乗者が「鶴ヶ城のお城を見たい」というので、ちょっと立ち寄ることにした。葉陰越しに、わずかにお城が見えた。ただこれ以上みるには、本格的に入場する必要がありそうだ。ちょっと立ち寄る趣旨からいうと、まあこれでいいか。
この日は雲一つなく、絶好のドライブ日和だ。急ぐ旅ではない。車の流れに沿いながら、ゆっくりしたドライブだ。
会津若松から山形県の米沢に向かって走ると、雪をかぶった大きな山が現れた。何の山か考えたが、飯豊連峰のようだ。堂々とした山だ。
若いころ、この飯豊連峰を目指したことがあった。結局その希望は果たせなかった。山仲間の、今は亡きItaちゃんは登ったらしい。懐かしい山だ。
同乗者から「お腹が空いた」と声がかかった。時計を見ると、午後1時を回ったいた。わがままな同乗者は、美味しいものを食べたいとのことだが、一見の客には美味しい店か不味い店かはわからない。
新庄の近くの適当な店に入った。これが大当たりで、美味しい昼食をいただいた。食事を摂った付近は、さくらんぼうの花が満開だ。よく見ると、花には小さな実をつけていた。
そして目指したのが、秋田県の湯沢だ。朝起きたら、この町で大きな火事があり、7人死亡したとのニュースが流れていた。湯沢の町の手前で左に曲がり、由利本荘市を目指した。ほとんど車もなく、相変わらず快適なドライブだ。
鳥海山が大きく見えた。そして目的地に着いたのが、夕方4時30分だった。スピードを出したわけではなかったが、カーナビに比べて4時間15分も早かった。ただ、8時間かかった。
そして、この晩泊るのが、実家の近くの老人施設の付属の家【かやぶき荘】だ。
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