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2015年5月 4日 (月)

№2687 故郷の廃家

幾年ふるさと 来てみれば

咲く花鳴く鳥 そよぐ風・・・

荒れたるわが家に 住み人絶えてなく

 覚えている方も多いと思うが、「故郷の廃家」という唱歌の歌い出しだ。【故郷の廃家】という唱歌があった。今回田舎に来て、この歌を実感した。

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 昨年の7月以来、久し振りに故郷に来ている。何度かこのブログで紹介したが、実家が昨年の7月に空家になった。実家に一人住まいだった姉が、息子や娘の住む関東に引っ越してきた。いろいろ権利関係で難しいこともあったが、実家の裏に住む甥が、この家を相続することになった。相続するとはいっても、自宅が裏にある。お荷物を背負い込むことになった。

 甥はいろいろ悩んだらしい。この実家を解体すると、2~300万円の金がかかるという。それに空き地にしたら、固定資産税が高額なものになる。住まないで放っておくと、家が傷み、近所に迷惑をかけてしまう。実家は建ってからもう80年以上もたっているだろうか、相当な古家である。とはいっても、すぐに崩れるということはないようだ。結論は、しばらく放っておくことにしたようだ。

Dsc04956 今回は、姉も一緒に来ている。庭に植えている様々な植物に心残りがあるという。「庭に牡丹の木が8本ある。田舎にこれからもしょっちゅう来ることはできそうにないので、掘り起こして車で持って帰れないかしら」と、相談の電話があった。女房と横浜の姉夫婦、それに川崎の姉の荷物を積み込むと、私の車はいっぱいだ。とても、牡丹8本も積み込む余地はない。

 今回は老人保健センターの別室に宿を取ったが、旧家に行ってみた。歩いて7~8分の距離だ。一年手を入れていない庭は、草ぼうぼうだった。それでも、8本の牡丹は蕾は大きくなっていて元気だった。姉は、知り合いや隣のShouちゃんの奥さんに声をかけ、牡丹を貰ってもらうように交渉をしていた。4~5本の交渉はできたようだが、それでも心残りはあった。

Dsc04957 誰にもみとられることのないピンクのつつじが満開だ。霧島つつじもきれいに咲いている。庭の脇に咲く椿も、「これは珍しい種類なのよ」といかにも残念そうに話していた。

 そういえば、実家の裏に建つ蔵も、半分崩れかかっている。これも解体となれば金のかかる話だ。どうなることやら。

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 今回田舎に帰って初めて体験したのだが、帰る実家がないというのは実に寂しいことだった。5月の末に、再度秋田に来る用事がある。その時はどこにも寄らず、さっさと帰ろう。
 

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