« №2746 なでしこJAPAN、決勝へ | トップページ | №2748 雨の中のゴルフ »

2015年7月 3日 (金)

№2747 朝から講座開講

Dsc05470 東京シニア自然大学は、この日は久し振りの座学講義だった。会場は、新宿西口にある損保ジャパンの本社ビルの39階会議室である。

 会議室の窓からのぞくと、東京は雨に煙っていて、郊外はほとんど見えなかった。

 この日は、午前は『外来生物の影響と防御』、午後は『森林の中の菌類の役割』のお話を伺った。

Dsc05467
Dsc05469 午前の講義『外来生物の影響と防御』の講師は、Tatsuki先生だ。彼は、受講生のYamamoto氏と同級生で、東大名誉教授であり、帝京科学大学の講師をやっているという。私は受講しなかったのだが、昨年の本科では【アルゼンチンアリ】の講義をしたとのことだ。

 『外来生物』とは何か。それは、ヒトによって導入された動植物という。普通は外国からのものだが、なかには『国内外来種』といって、例えば本州から本来はいない北海道にもたらされたカブトムシなどその例だという。

 どうして『外来生物』が問題になるのか。それは、現存の生態系や生命身体に深刻な影響を及ぼすからである。そして、現地の敵対的な生物を滅ぼし、生物多様性を低下させるという。 

 例えばアルゼンチンアリだが、山口県の岩国に実態調査に行ったら、アルゼンチンアリのいるところは他の蟻が絶滅していたという。原産地では問題ないが、侵入地では天敵がいないことがその大きな原因だ。それでは天敵を導入したら問題ないかというと、天敵導入で大問題になっているケースが多いらしい。

 例えば、沖縄ではハブ退治にマングースを導入したら、そのマングースが増えて、農作物に大被害をもたらしているという。そのような例がたくさん紹介された。

 今では、環境省が『外来生物法』を制定して、外来生物の種類を特定し、厳重に管理しているという。こういう講義は初めて聞いた。

Dsc05471
Dsc05473 午後は、われらがIwase先生の講義だ。この日のテーマは『森林の中の菌類』という講義だ。Iwase先生の話を伺うのは、今回で三度目になる。

 最初に自己紹介を行ったのだが、「この日は私の60歳の誕生日です」と話したので、受講生一同、盛大な拍手を送った。彼とは、講座のあとの飲み会を楽しみで、豪華に酒を飲む先生として、われわれのなかでは有名だ。

 先生は、飲んでいない時は真面目だ。16頁にわたるレジュメを用意していて、そのレジュメに沿って、2時間しゃべりまくった。

 菌類には、【カビ】、【キノコ】、【酵母】の三種類あるという。その特徴、特にキノコの話を詳しくしてくれた。「誰にでも聞かれるのだが、先生このキノコ食べられますかという質問が出る。私は必ず答えることにしているのは「どんなキノコも一度は食べられる。二度目は命があるかどうかは保証しないがね」というと、質問者はギャフンと言うね」とのことだ。

 キノコ博士でもある先生は、実はキノコを食べるのは嫌いなのだそうだ。そういうユーモアも交えながら、実に奥深い知識を紹介してくれた。

Dsc05474 さて、午後3時半には講義が終了する。例によって、新宿西口にある《思い出横丁》に繰り出した。先生二人を含め、10名の参加者があった。

 午後4時から飲み始め、6時にはすっかり出来上がった。最近では、ナガッチリの級長が「そろそろ上がろうか」と声をかける。変われば変わったものだ。

 後で分かったのだが、ゆきんこから午後7時ころに、「いま新宿に到着したが、どこで飲んでいますか」とのメールが来ていた。その頃には、とっくに上がっていた。その返信をすると、「6時?まだお天道様が照っている時間帯です」とさらに返事が来ていた。

|

« №2746 なでしこJAPAN、決勝へ | トップページ | №2748 雨の中のゴルフ »

東京シニア自然大学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« №2746 なでしこJAPAN、決勝へ | トップページ | №2748 雨の中のゴルフ »