№2757 石垣島周遊
さて、石垣島に帰ったが、今日は早立ちの級長夫婦が石垣島に着いているはずだ。携帯に電話を入れてみた。そしたらなんと、竹富島にいるという。観光牛車に乗っているらしい。
今晩、一緒に晩ご飯を食べないかと提案した。もちろん、OKだ。彼らの泊まっているホテルと私の泊まっているホテルは、歩いて5分ほどだ。午後6時に迎えに行くことにした。
ホテルから歩いて5分ほどのところに、石垣市の繁華街が広がっている。ちょっとした一杯飲み屋に入ることにした。石垣島でしか食べられないものを食べたいな。
女将に頼んだら、出てきたのが【スウチカ】(豚肉のスライスを塩漬けしたもの)、【マグロの白子】、【マグロの中身チャンプル】、【ゴーヤの酢の物】、【近海もののお刺身】だ。オリオンビールで乾杯をした後、八重山の泡盛【八重泉】にした。【ゴーヤの酢の物】の評判が良かった。
私は、じっくり泡盛を飲んだことがないような気がするが、泡盛はさっぱりしていて、意外と美味しいものだと発見した。ただ、アルコール度数は30度と、焼酎よりも高い。お土産に買って帰ろうっと。
翌日は、レンタカーを借りて石垣島周遊をする約束をして別れた。そして、朝9時半にホテルに迎えに行ったら、ご夫婦はすでにロビーでスタンバイしていた。幸い、ホテルの隣にレンタカー屋さんがあった。久し振りにレンタカーを借りたが、意外と安いのにはびっくりした。
天気も良いし、地図を片手に島巡りに出発した。石垣島を一周してみようと思った。計算してみると、100㎞ちょっとだ。そして、最初の目標は石垣空港だ。前を空港に行くバスがのろのろ走っていた。まあ、急ぐ旅ではない、ゆっくり走ろう。
空港を過ぎたあたりに【観光農園】の看板を見つけた。ちょっと、立ち寄ってみよう。農園の前には、パイナップルが成長していた。パイナップルが畑で成っているのは初めてみたね。この農園で、パイナップルとまんごうを食べた。パイナップルは完熟で甘く、まんごうも美味しかった。
玉取崎展望台を経て、石垣島の最北端の【平久保崎灯台】に着いたのはお昼頃だ。石垣島の農地は、ほとんどがサトウキビ畑だ。台風の影響もほとんどなかったようだ。収穫は年末とのことだ。私が大好きな、森山良子の【サトウキビ畑】の歌が、自然と鼻歌として出た。
お昼ご飯はどうしようか。看板を見て、これはという店に入ろう。野原の真ん中に【ヤギ汁】という看板が目についた。この店に行ってみようよ。メインロードから走ること5分ほどのところに目指す店はあった。
女将さんが出てきて、「うちはヤギの店です。そのほかも食べられるが、ヤギ料理を召し上がってください」という。そうだよね、沖縄に来なければヤギ料理など食べられない。思い切って、私と奥さんはヤギ汁を、級長はヤギそばを注文した。
これが、意外なほどに美味しかった。ちょっと塩味の効いたスープで、「臭みが気になるようでしたら、生姜を入れてください」と言っていたが、ほとんど気にならなかった。
ヒマにあかせて、この女将さんとしばらくお話をしていたのだが、この方は沖縄の大巫女のようだ。一年の大半を巫女仕事に、その合間にヤギ汁の店をやっているのだそうだ。何時間も話していたいような気もしたが、記念写真を撮って別れてきた。
旅は邂逅だね。
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