№2759 【西表島エコツアー】はじまる
朝7時30分過ぎに【石垣島離島ターミナル】に到着した。ターミナルには、私が一番乗りだった。その後、続々と仲間が到着した。8時10分前には全員集合だ。石垣島から西表島までは、高速船で約55分という。幸い、海も波静かだった。
時間通り、8時30分に船は離陸した。それにしても、離島間を結ぶ船はほとんどが高速船で、しかもものすごく速い。3泊した竹富島もあっという間に通り過ぎ、双耳峰の山を持つ小浜島も過ぎた。そしたらすぐに、西表島が見えてきた。
何ら問題なく、西表島に到着した。港には、今回のコーディネータ-Itaniさんご夫婦が迎えに出ていた。車3台に分乗して向かったのが、土曜日までの宿泊地だ。車で20分ほどだったかな。
その宿泊場所は、干立地区にある町営の瀟洒なコテージだ。広さも十分だし、一棟に宿泊する人は2~3人とゆっくりできる。荷を下ろす間もなく、買物に行こう。近くの管理棟には、原価で食料を売っているという。何よりもまずはビールだ。
ビールのほかに泡盛、素麺、タレ、おつまみなどを買ってきた。このツアーのスケジュールを話し合うのは、午後3時からだという。この日は大潮で、午前11時半に一番潮が引くらしい。準備もそこそこに、車2台に分乗して出かけた。このガイドは、Kuniyasuさんだ。
先ほどまで海水で一杯だった干潟が、乾いている。マングローブとそこに棲む生物を観察することになった。履物は、サンダルで十分だ。マングローブは6種類の樹木があるというが、自分にはそのそれぞれは特定できない、と言っていた。
干潟には、沢山の小動物が棲んでいる。中でも大軍団をなすのが蟹の仲間だ。面白い軍団の蟹がいた。大集団なのだが、人が近づくとあっという間に砂の中に隠れる。ミナミコメツキガニだという。ヤドカリも多い。
マングローブの根には、沢山の貝が棲息していた。マングローブの落葉を食べている貝らしい。根には、牡蠣も張り付いていた。これはまだ入り口だ。ざっと見てこの地を離れた。
「星の砂」が取れるという海岸に来た。昼食を摂り、さっそく海遊びだ。海水は暖かく、海に入るには最適だった。シュノーケルや箱眼鏡を手に、魚やサンゴの観察をした。種類はわからないが、いくらでも魚は見ることができた。
砂がやけに細かいね。これは土砂ではなく、サンゴが細かく分解した砂だという。砂の中を探していたら、確かに「星の砂」を探し当てた人がいた。よく見たら、0.1~0.2mmの小さなものだった。経験者でなければわからないようなものだ。
午後3時からのスケジュール発表では、明日から朝から夜までびっしりのスケジュールが立てられていた。われわれシニアは、こんな立てこんだスケジュールに付き合いきれるかな。夜は夕日が見える民宿で、晩ご飯をいただいた。残念ながら雲が出ていて、日の入りは見ることができなかった。
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