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2015年7月16日 (木)

№2760 聖地カンビレーに行こう

 【西表島エコツアー】の第一日目の課題は、《聖地カンビレーに行こう》というものだった。さて、どういう冒険が始まるのだろうか。そして、《カンビレー》とは何だろうか。

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Dsc05631 宿から車で10分ほどのところに、沖縄県最大の川・浦内川がある。今日は、その川を巡るツアーとのことだ。船着き場で見た印象だが、浦内川は大河である。パンフレットによると、浦内川は①日本最多の魚類で400種類以上、②日本最大のトカゲ、キシノウエトカゲを見ることができる、③日本最大の蝶・オオゴマダラが棲んでいる、④日本最大のコウモリ・ヤエヤマオオコウモりを見ることができる等々とある。

Dsc05634 問題は、船が出港する9時ころに、突然雨が降り始めたことだ。熱帯の雨は激しい。まるでスコールのようだ。雨だからといって、スケジュールは中止されることはない。雨の中、浦内川の上流に向けて船は出航した。

Dsc05639 川の両側には、びっしりと森が広がっていた。森が濃いという印象だ。やはり、川の際にはマングローブが成長している。主要な木は、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギの三種と船頭の説明だ。30分ほどで船を降りた。

Dsc05647 コーディネーターのItaniさんが「天気予報だと、午前中は晴れの予報だったのだが」とブツブツ言っていたが、しようがない。雨の中の行動だ。皆さん雨具は持ってきたが、実際使うのは初めて、という方が多かった。私もザックの中にオーバーズボンとヤッケを忍ばせていたが、使うのは初めてだ。

 雨具を装着して、いざ出発だ。とはいっても、ただ歩くだけではない、課題を持って歩くようにと9つの課題が示された。「東京にもあるもの」「東京にないもの」「青」「動物の痕跡」「板根」「トンボ」等だ。その課題を探しながら歩く、というものだ。

 三班に分けられたが、私が所属したのは第一班でKuniyasuさん、Kannoさんが一緒の強力班だ。なぜなら、Kuniyasuさんは植物学者のようなものだ。彼に従って歩いていると、間違いない。ただ、ものすごい豪雨の中の山歩きだ。

Dsc05651 「東京にないもの」はいくらでも見つかるが、「東京にもあるもの」を探そう。すぐに見つかったのがツワブキの葉だ。東京の亜種だろうが、ツワブキだ。「動物の痕跡」では、イリオモテヤマネコの糞が見つかることがあるそうだが、われわれが見つけたのは、蟻道が木に沿って繋がっているところだ。

 同伴のKuniyasuさんが、課題を雨の中デジカメに収めていた。ところが、途中でデジカメが動かなくなった。デジカメは、水に弱いのだ。

 課題を見つけながらきょろきょろ歩くことが、自然に親しむ手っ取り早い方法だと分かった。ただ「青」が見つからない。1時間半も歩いただろうか、展望台に着いた。そのころは、皆さんびしょ濡れだ。結局、雨はやまなかった。この展望台で、昼食を摂ることにした。

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Dsc05650 この展望台からは、マリユドゥの滝とはるか上流にカンビレーの滝が見える。マリユドゥの滝の下でカヌーを漕ぐ人も見えた。雨の影響か水量は豊富で、白い水爆だ。お昼ご飯を食べている間に、ようやく雨も止んだ。

 さて、カンビレーに向けて出発だ。展望台からは30分ほどだった。カンビレーの滝は、ものすごい水量だった。Itaniさんも「こんな水量は見たことがない」と驚いていた。

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 さて、カンビレーはなぜ聖地なのか。『カンビレーとは、方言で神々の座る場所との意味。西表島でも第一級の聖地』であるそうだ。神様たちは、ここに集まって、様々な相談をしているという神聖な地なのだ。

Dsc05659 山からの帰りに「青」が見つかった。晴れると出てくるトカゲのしっぽが、鮮やかに青かった。われわれにお愛想をしてポーズを取っているトカゲも見つけた。皆で写真を撮ったのだが、逃げようとしなかった。

 雨降りの山行も、貴重な体験だった。

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