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2015年7月17日 (金)

№2761 生命の楽園・マングローブ

Img_0474 この日の午前の命題は、「5種類のマングローブ植物を観察した後、干潟の生き物の写真撮影に挑戦する」というものだ。朝の挨拶のあと、この日の行動計画の発表があった。実は、前日も夜9時までマングローブの説明会があったのだ。

Img_0478_3 宿泊地から歩いて5分ほどの干潟に入った。この日の干潮時間は12時半ということで、干潟にはまだ20cmほどの水があった。この地では、日本にある6種類のマングローブのうち、5種類を見ることができるらしい。

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 最初に出会ったマングローブは、ヤエヤマヒルギだ。根がアーチ状に伸びていて、一目でわかる。このヤエヤマヒルギが一番多いかと思ったが、「この付近では目にすることが多いが、一番多いということではない」らしい。

 マングローブは塩に強いというのは確かだが、それでも木には上手に塩を逃がすシステムを備えているのだそうだ。枯葉に塩をためて、それを切り離すことによって、若干塩を軽減しているという。

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 葉の裏をよく見ると、貝の仲間が葉にとりついている。さらには、幹の間にカニが張り付いているのも見えた。先日も見たのだが、マングローブは小生物の天国だ。さらにマングローブの大切な役割は、酸素を空気中に離す作用のあることだ。

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Img_0484_2 マングローブの林の中でひときわ大きい木が、オヒルギだ。ヤエヤマヒルギと全く違うのが根だ。オヒルギは、気根が水中に伸びていて、その根から酸素を取り込むのだそうだ。

Img_0482_2 またオヒルギの面白いのは花で、蜂などの小動物が寄ってくるとパット花が開き、花粉をその小動物につけて遠くに運んでもらうのだそうだ。それぞれの生物には、それぞれの戦略があるというのが良く分かる。

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 このマングローブ林で見たのは、他にヒルギダマシ、ヒルギモドキ、メヒルギの三種だ。特にメヒルギは、気根の並び方から、根がどのように張っているのかすぐに分かった。

 さて、マングローブの観察を一段落終え、次にマングローブの周辺に棲む小動物の観察会だ。参加者一同カメラを持参し、その小動物を撮るという課題だ。ただ、残念ながらKuniyasuさんは昨日の豪雨の中で写真を撮りまくっていたら、雨でデジカメが壊れてしまったらしい。

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Img_0528 私は、この日のために一眼レフカメラを持参した。そして、皆さんが見つけることができなかった甲羅が濃紺で、足が薄い青のカニを見つけた。これはカメラのせいではなく、私の眼が良いせいだ。

 シオマネキや名も知らない砂ガニもたくさんいたね。

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