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2015年9月10日 (木)

№2816 JAXA筑波宇宙センターの見学

Dsc06099 【東京シニア自然大学専科】の授業で、筑波にある【JAXA筑波宇宙センター】を見学してきた。実は、本年度講座の中で、この授業を一番楽しみにしていたのだ。筑波には、東京駅から高速バスが出ている。約一時間ほどだった。

 午前9時半のバスで集合時間に間に合うとのことだったが、念のために一つ早い9時のバスに乗ることにした。そしたら、大半の人がこのバスに乗っていた。この日の授業参加者は32名だったが、9時のバスに乗ったのは20人以上だ。10時過ぎには筑波に到着した。

 バスから降りて2~3分のところに、目指す【JAXA筑波宇宙センター】があった。あいにくの雨だったが、観光バスで乗りつけてくる団体が多い。ここは、シニアにとっても小中学生にとっても、格好の学習スポットであるようだ。

 この日の予定は、午前中はガイドを伴ってのセンター見学会、午後は的川泰宣先生の講義と二部構成になっている。今日の記事は、午前中の見学会が主となる。

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 1972年に開設された【筑波宇宙センター】は、東京ドーム12個分という広大な敷地の中にあった。入口に据えられているロケットは、H-Ⅱロケットで、全長50メートルもあるものだ。重さが250tもあるというから、こういう重いものを飛ばす技術に感心してしまった。

Dsc06101 最初に見せられたのが、この宇宙センターの概要案内のビデオだ。約15分に纏められていた。わが団体のほかにも、一般の訪問客で約60~70人もいただろうか。このビデオ鑑賞の後、二組に分かれてセンター見学をした。

 われわれが最初に入ったのは、『宇宙飛行士養成棟』だ。ここでは、実際に宇宙飛行士希望者に訓練を施している場所だという。

Dsc06106 玄関には、アメリカの宇宙飛行士用の宇宙服レプリカが飾っていた。宇宙服の重さは何と120kgというから、普通の重力では重くて着ることは出来ない。無重量だから、この重さにも耐えられるのだろう。

 宇宙服は14層構造になっていて、人体を守るように出来ている。ただ暑いからといって、簡単には汗をふくことなど出来ない。

Dsc06108 この棟には、様々な宇宙生活に耐えられるような訓練器具も供えられていた。このドーム状のものは、外部への接触を断ち、10日間生活するための訓練施設だという。ガイドが言っていたが、「宇宙飛行士になる第一の条件は、協調性があるかどうかだ」という。

 私のそばにいた人は、「シンさんはこの点で宇宙飛行士失格だね」と、余計なことを言っていた。協調性がなくても、私には耐えられそうにないなと実感した。

Dsc06109_2 「宇宙医学生物研究所」という部屋があった。ここで飼っているメダカは、向井千秋さんが実験で宇宙に連れて行ったメダカの孫であるという。

 この研究所では、宇宙食の研究もしていた。最近話題になっている日本食も、たくさん生み出されているという。中でも、人気はラーメンだと言っていた。

Dsc06111
 さて、次に見学したのは「展示館スペースドーム」だ。ここにか、過去に打ち上げられたロケット・人工衛星の模型が飾られている。大きな地球儀の前で、人工衛星はどのくらいの高さに飛んでいるのか、わかるような仕掛けになっていた。

Dsc06124 今話題になっている国際宇宙ステーション(ISS)の日本の実験棟である「きぼう」の実物大レプリカも置いていた。意外と大きいのに驚いた。なお、国際宇宙ステーションの大きさは、サッカー場一面分ほどあるのだそうだ。

 この実験棟の中で働く研究者は2人だという。われわれ見学団体30名ほどが入れるスペースだった。

Dsc06120 今話題になっているH-ⅡBロケットの【こうのとり】の実物見本も飾られていた。つい最近ISSに食料等を運んだロケットだ。随分大きなものだった。ちなみに、こうのとりを運んだH-ⅡBロケットは、高さ57m、重さ530tほどある代物だという。

 最近、アメリカやソ連のロケット打ち上げ失敗している中で、日本のロケット技術の信頼性はますます高まっているのだそうだ。

Dsc06119 過去に日本で打ち上げられたロケットは、1970年以降100機ほどに上る。その代表的なロケットも飾られていた。

 この宇宙センター見学は一見の価値がある。もちろん、見学無料だ。一度訪れてみたらいかがだろうか。

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