№2869 奥日光に紅葉を訪ねる
健保の保養所で一夜を明かした一行は、今日はどうしようか、と朝相談した。というのも、川崎の姉は、枕が変わると眠れないという。昨晩も、わが家で一睡もできなかった、とぼやいていた。意外と神経質で、ちょっとの音でも目を覚ましてしまうらしい。睡眠薬は欠かせない、といっていた。
昨晩は、日光の保養所でも眠れなかったら、朝の電車でまっすぐ帰宅したいといっていた。恐る恐る、「今日はどうしますか」と聞いたら、昨晩はお陰様でぐっすり眠れたらしい。そりゃそうだろう、保養所のカラオケルームで昨晩一晩歌いまくって、ストレスを発散したのだ。朝はすっきりしていた。
それじゃ、今日は日光と塩原を結ぶ紅葉の名所【日塩もみじライン】をドライブして、那須のわが家に一泊しよう。多分、紅葉が真っ盛りなはずだ。
朝9時に保養所を出て、鬼怒川経由で【もみじライン】に向かった。車で30分ほどで、有料道路入口に到着した。残念ながら、入口付近の紅葉はまだのようだ。
道は、ここからどんどん登っていく。中腹までやってきたら、紅葉が真っ盛りだった。特に、もみじが真っ赤に色づいていた。横浜の姉が、「こんなにもみじが多いのは、人の手で植えられたせいではないのか」といっていたが、そんなことはあり得ない、自然のままだよ。
この有料道路のそばに、【奥鬼怒高原カントリークラブ】というゴルフ場がある。以前、何度かプレーをしたゴルフ場である。立ち寄ってみたら、ここも紅葉が盛りだった。ただ、風は冷たかった。
そのすぐ先にあるのが、ハンターマウンテンスキー場だ。やはり紅葉のハイシーズンで、ゴンドラがフル回転で動いていた。乗車券が1600円とやや高かったが、頂上まで行ってみることにした。というのも、川崎の姉が、どうしてもカラマツの紅葉が見たいのだそうだ。
ゴンドラに乗ってみたら、周りはカラマツの林だ。しかも黄葉の真っ盛りだ。念願を達成した姉の喜びようは、異常なほどだった。朝自宅に帰らなくて良かったね。せっかくなので、頂上で記念写真を撮ろう。
頂上は標高1600mほどあり、日陰の霜はまだ溶けずに白いまま残っていた。温度は、1度だそうだ。
一行の中の有志で、頂上を巡る遊歩道を歩いてみた。これが結構きつくて、相当息が上がった人もいた。
TakiiのKayo奥様は、このゴンドラに乗れてよかったと、しきりに喜んでいた。この日は雲も風もなく、最高のパノラマが望めた。こんなことって、めったにないよね。
さて、日塩もみじラインを下って来て、どこに行くのだろうか。これも、川崎の姉が、どうしても靴を買いたいのだそうだ。日曜日で混んでいるだろうに、アウトレットまで行くことにした。案の定、アウトレットは大混雑だった。まあ、それでも目的は達成したようだ。
那須【あるるのいえ】に着いたのは、午後3時を回っていた。お客様が来ると必ず案内するのが、向かいのOhnoさんの家だ。彼の家の見事さは、私にとっても自慢だ。Takiiご夫婦も、しきりに感心していた。
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