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2015年11月 5日 (木)

№2872 新宿御苑の観菊会

 このところ、東京シニア自然大学の講座には出席したりしなかったりである。10月は、結局1回の出席のみだった。今年から選択制になり、専科講座はほとんど取っていないのだ。ただ、NEXT講座だけは申し込んである。

 この日は、NEXT講座で【新宿御苑観菊会】があり、参加してきた。この話を聞きつけ、川崎の姉もぜひ参加したいとのことで、一緒に行こうと誘った。姉が川崎に引越してきて、ずいぶん付き合いが濃密になったのは嬉しいことだ。

Dsc06681  この催しを主宰したのは、10年ほど前にここ新宿御苑の所長をやっていたという仲間のKuniyasuさんだ。彼の評判を聞きつけてか、この日の参加者は21名と近来にない賑やかさだった。さらに、彼には菊花展の招待券が届いているとのことで、この日の入場料は、全員が無料だったのは有難かった。

 私は、彼に連れられてこの菊花展を見学に来たのは2回目だ。この日の参加者には、オランダからやってきたという珍客も交じっていた。新宿御苑の概要は、Kuniyasuさんから何度も伺っているので、この日は省略だ。早速、菊花展の見学に出かけた。

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 新宿御苑の日本庭園に、7か所ほどの花壇が設置されていた。【大作り花壇】【懸崖花壇】【丁子菊花壇】【江戸菊花壇】【肥後菊花壇】などだ。

Dsc06700_2 【一文字菊花壇】に咲いていた黄色の菊は、皇室の菊の紋章として用いられているものらしい。さらに、【大作り花壇】に咲いている菊の花は500~600個もあるという。見事な菊の花に、参加者はあまりの素晴らしさにため息をついていた。

 飛び入りで参加した姉も、「こんな菊は秋田でも見られない」と盛んに感嘆していた。

 ただ、この日の観菊会のトピックは、この菊を育てている裏側を案内してくれるということだ。この育苗地は、普段は立ち入り禁止になっている場所だ。案内の係員がついてくれたのは、さすが元所長の力だ。

Dsc06709 この菊花展の菊は、すべてがこの場所で育てられているのだそうだ。あれだけの展示菊は、1000本育てて3本ほどが鑑賞に耐えられるらしい。11月1日から15日までの菊花展だが、その展示会に満開に持っていくまでの苦労、その間に咲き続けさせる苦労などを話してくれた。

Dsc06710 この菊は、一年間かけて育てていくようだ。かの見事な大作り花壇の菊も、裏に回ってみると、手をつけられないほどの暴れ菊だった。これを成形して、鑑賞できるまでにするのには、ほぼ一週間ほどかかるというのだ。凄いものだ。

Dsc06716 さらに、電球が沢山垂れ下がった電照菊の部屋があった。夜は、一晩中電気を点けておくのだそうだ。早く咲かすためかと思ったら、花を咲かせないための工夫だという。

 菊は、明るいと咲かないのだそうだ。暗さと明るさを繰り返すことで花をつけるらしい。ちなみに、電気をつけないでおくと、お正月には花が咲いてしまうらしい。この菊は、来年の11月の菊花展のためのものだといっていた。

 それにしても、裏方を見てみると、あらためてその大変さがわかった。見学客には、この大変さが伝わらないだろうし、それでいいのかもしれない。Kuniyasuさんが所長の時代は、この菊作り専任の担当者は8人もいたらしい。それが今は一人しかいなく、他はボランティアで育てているという。その苦労が偲ばれた。

 最後に、新宿門入口のインフォーメーションセンターで、菊作りのビデオを見学した。これも大変ためになった。

Dsc06679 皆さんにも、この新宿御苑の【菊花壇展】見学をぜひお勧めしたい。新宿御苑に初めてきた姉も、「来年の桜の季節もぜひ訪れたい」と話していた。

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