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2016年1月 6日 (水)

№2934 12月に読んだ本

 今年も、定期記事であるわが【読書日誌】は続けていきたい。一年を通して、本を読むのは今のわが生活の重要部分でもある。退屈かもしれないが、付き合っていただきたい。

 12月上旬は、ミャンマー旅行に行ってきた。内実を言えば、本を読むために行ったようなものだ。飛行機の中は良い読書空間だし、ホテルにいてもテレビなど見ないので、本を読むしかない。お陰で、10日までに3000頁を読了した。

 どうも読み過ぎると、後がだれてしまう。12月後半は、目的頁に達するのに四苦八苦する始末だった。そして、なんとか目的を達成できた。読んだ本は11冊・5422頁である。

 いつものように何を読んだのかを報告し、その中の印象に残った2~3冊を紹介したい。

笹本稜平『不正侵入』 光文社文庫 2009年7月刊

高嶋哲夫『ミッドナイトイーグル』 文春文庫 2003年4月刊

藤田宜永『たまゆらの愛』 光文社文庫 2012年4月刊

逢坂剛『幻の祭典』 文春文庫 2002年12月刊

堂場瞬一『沈黙の檻』 中公文庫 2013年8月刊

横山秀夫『64 ろくよん』 文藝春秋 2012年10月刊

佐々木譲『憂いなき街』 角川春樹事務所 2014年4月刊

安部龍太郎『道誉と正成』 集英社 2009年8月刊

志水辰夫『つばくろ越え』 新潮社 2009年8月刊

笹本稜平『突破口』 幻冬舎 2013年2月刊

堂場瞬一『衆』 文藝春秋 2012年5月刊

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 海外旅行には、厚い文庫本5冊を持参したのだが、総頁数2,900頁をすべて読み終えた。一番最初に手に取ったのが、逢坂剛『幻の祭典』だ。1936年ベルリンオリンピックの年だったが、実はスペインのバルセロナで【人民オリンピック大会】を行う予定があったという話だ。

 私は、逢坂剛の本を実によく読んできた。【読書ノート】からそのログを拾ってみたら全部で61冊あった。記録によると、1997~8年に集中して読んでいたようである。ダブって読んだ本も結構あって、『幻の祭典』も実は2002年12月に読んだという記録があった。読んでいて、ほとんど記憶はなかったのが悲しい。

 逢坂剛の本で一番好きなのが、スペインを題材としたものだ。『カディスの赤い星』『コルドバの女豹』『斜影はるかな国』『イベリアの雷鳴』『遠ざかる祖国』『燃える蜃気楼』『暗い国境線』『幻のマドリード通信』『鎖された海峡』、そして本書『幻の祭典』などである。

 今回も、飛行機の中で一番最初に読んだのがこの本だ。逢坂剛を読んでいると、間違いがない。飛行機は、あっという間に目的地についてしまった。

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 今月苦しんだのは、横山秀夫『64 ろくよん』だ。647頁と大冊だったが、リズムの乗れなかったというのが本当のところだ。どんな大作でも、興に乗るとあっという間に読んでしまうが、この本は読むのに8日間もかかった。

 原因は、一つには海外旅行の疲れがあったかもしれないし、もう一つは今月は目標達成が出来るという慢心があったのかもしれない。読んだ本が面白いかどうかは、本の内容もそうなのだが、自分の心身の状況にも大いにかかわるという一例だ。多分、面白かったのだろうが。どうも、私は横山秀夫とは相性が悪いようだ。

 なお、今年の5月~6月に『64』の映画が、佐藤浩市主演の二部作で上映されるらしい。

 

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