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2016年3月 3日 (木)

№2991 江戸東京たてもの園訪問記①

Dsc00126 『東京シニア自然大学NEXT』の今期最後の自主講座、【江戸東京たてもの園】見学会があった。会場は中央線武蔵小金井駅からバスで7分程、玉川上水のすぐそばにある小金井公園の一角にある。

 私にとって、玉川上水を見るのも久し振りだし、小金井公園は初めて訪問する。思いの外、玉川上水の水量は豊富だった。さらに、小金井公園は桜の名所とかで、桜の木が多かった。

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 この【江戸東京たてもの園】は、先日訪問した【江戸東京博物館】の姉妹施設として、1993年に設置されたものらしい。なかには30ほどの歴史的な建造物が移設され、保存されている。この日の参加者は13名であった。

Dsc00082_2 先日の【江戸東京博物館】もそうだが、ボランティアガイドの説明を聞くのとぼんやり見るのでは天と地ほどの違いがある。世話人はボランティアガイドを頼んだらしいが、この日は一杯と断られてしまったという。

 ただ、入場してみたらボランティアガイドがいて、有難いことに「私が案内しましょう」と買って出てくれた。午前中は、この施設の中でも重要な建造物、【高橋是清邸】と【三井八郎右衛門邸】を見た。されに、午後もボランティアと一緒に他の建造物を見て歩いた。

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Dsc00087 高橋是清邸には、大きな歴史が隠されていた。この建物は、もともとは赤坂にあったらしい。敷地が2000坪もある広大な屋敷だったという。ご存知の二・二六事件で、高橋是清が暗殺されたのは、この建物の二階でだという。先日も報道されていたが、今年は二・二六事件から80年目にあたる年だ。

 こうやって見学できたのも何かの縁だね。高橋是清は、銃弾3発と刀傷で即死だったらしい。その後、この建物は多摩霊園に移築され、戦災を免れた。そして、今この地に建てられている。ガイドの説明を聞くと、高橋はものすごく苦労を重ねた人だったという。

 いま思うにつけても二・二六事件は、太平洋戦争突入のきっかけになった、昭和史の重大な事件だった。その後、軍部がのさばってきたきっかけとなる事件である。

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Dsc00093 次に訪ねたのが、【三井八郎右衛門邸】だ。三井家は財閥の最大の雄として、大変な権勢を誇っていた。六本木には2万坪の邸宅を構え、さらには西麻布、京都にも別宅があったらしい。この建物は、その3ヶ所から良いところを移築して建てたという。

 玄関に下げられていたランプは、フランスの高名なガラス作家のものだと言っていた。いま買うと何千万円もするのだそうだ。

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 この建物の裏には3階建ての蔵があり、3階の欅の梁も凄いものだった。さらに食堂、応接室も金箔の障壁だった。

Dsc00096 歴代の先祖が眠る仏間は六畳もあったし、その仏間の前のシャンデリアと格子天井も見事なものだったね。蔵に眠る松平春嶽の娘の嫁入りに持ってきた黒漆の長持ちといい、往時の贅沢を偲ばせる展示物が沢山あった。

 庭には蕗の薹が芽を出し、白梅とともに春近しを思わせた。

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 書ききれないので、この記事は明日も続けたい。

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