№3042 潮干狩
ぐっすり寝たせいか、目覚めはさわやかだった。さて、この日は今回の目的の潮干狩だ。8時半過ぎに宿を出て、向かった先はいちご農園だ。Makotoが親しくしている農園だ。そういえば、昨日もいちごの差し入れがあった。大量のいちごは、甘くておいしかった。
私はいちご園でのいちご採りの体験がない。真っ赤に熟れたいちごが食べ放題だという。いろいろな種類のいちごが栽培されていた。それぞれ味見をしてみたが、確かに甘い種類のものがあった。
どこの果樹園もそうなのだが、そんなに食べられるものじゃないね。ここのいちご園では、15個ほどのいちごを食べたが、もうお腹一杯になった。結構、お客さんが入っていた。
さて、潮干狩にはまだ時間がある。この農家の奥さんが、「裏の竹やぶにタケノコがたくさんなっているよ。採っていったら」と声をかけてくれた。そうか、タケノコ狩りも楽しみだね。
裏山にタケノコ掘りの鍬を持って上った。タケノコがぼんぼん頭を出していた。実は、Shigeruは今回の旅行で、タケノコをお土産に買っていくつもりでいたらしい。大喜びでタケノコ掘りをした。
10本も掘り起こしたかしら、袋一杯に採れた。こんなにたくさん、お土産に持っていけないな。そしたら、いちご狩りに来ていたお客が、もの欲しそうにこちらを見ていた。一本いらないか、と声をかけたら大喜びだった。「タケノコが大好きなの」と言っていた。
さて、念願の潮干狩だ。潮の引く時間があって、それを待っていたのだ。この日は午前11時が干潮とのことだ。平日にもかかわらず、お客が多かった。横浜ナンバーや春日部ナンバーの車もあったが、大半が地元の人のようだ。
入場料を払い、熊手を買っていざ潮干狩をした。渡された網一杯は捕ってもいいとのことだ。砂に穴が開いているところを掘ると、面白いようにアサリが採れた。あっという間に網一杯になった。この間30分ほどだ。中腰で掘っていたので、腰が痛くなってきた。「おいもうやめようや」とShigeruに声をかけた。
Makotoの自宅でお昼ご飯をご馳走になってから、帰ることになった。彼は、この日のためにベランダにデッキを作って待っていた。ここでお昼を食べるのだそうだ。
彼はこの地に住んで25年ほどになるが、この自宅も手作りだそうだ。今でも【何でも屋】を商売にしているとのことだ。家の修理から雨漏り、水漏れ、電気工事から水道工事までありとあらゆることだ。
自宅の裏の倉庫を見せていただいたのだが、それこそあらゆる道具が揃っていた。わが同級生でこれだけ異能の人がいるとはと、驚いた。
このデッキでお昼から酒盛りをし、ここでもお腹いっぱいご馳走になって帰ってきた。2時前にバスに乗ったのだが、東京駅には3時前に着いた。あらためて木更津の近いのに驚いた。
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