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2016年6月 2日 (木)

№3082 旅のテーマ曲は【都はるみ】(能登紀行その2)

 まっきぃが、CDを5~6枚ほど車に持ってきていた。その中の一枚、【都はるみ】がこの旅のテーマ曲になった。人間には違う側面があるのが面白い。まっきぃは、若いころから都はるみが大好きで、何度かそのコンサートにも出かけたという。われわれ中年も、都はるみに洗礼を受けて育っている。「今回は都はるみで行こう」と、期せずして一致した。

 この旅の間、CDで流れているのは【はるみ節】だ。あの独特の唸りを聞いて、車のなかでは、思わず合唱した。そして「演歌はいいね」と、一斉に叫んでいた。

あんこ椿は~~ あんこ椿は エエエエ 片便り

 今回は相当の長距離運転だったが、この唄で眠気が吹き飛んだのはありがたかった。さて、旅の続きを話そう。

 輪島の市内を通ったが、お昼ころというので、さすが名物《朝市》はやっていないだろう。それでも、輪島塗の名店だけは覗いておこう。本物の輪島塗はさすがに高く、まっきぃが夫婦箸を買っただけだった。その彼のぶつぶつ言うことには、「こういうお土産を買っていっても、相方は喜んでくれないんだよね」だと。

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Img_0885  輪島の市内を抜けて、世界農業遺産に指定されている【白米千枚田】に着いた。それにしても、見事な千枚田だ。一時は、誰もこの田んぼを耕す人がいなくて荒れ果てていたようだが、ボランティアが見事再生事業をしたのだという。

 いったい本当は何枚の田んぼがあるのだろうか、数えてみた。けど、無駄な努力だった。あまりにも細かくて数えきれないのだ。中には、六畳敷くらいしかない小さな田んぼもある。今は、ほとんどの田は田植え機で苗を植えているが、ここの田は人の手でしか植えられない。生産性からいっても、割に合いそうもないね。

 雨模様の天気も、ここに来た時にはカラッと晴れていた。日本海がきれいに見渡せて、本当に気持ちがよかった。さらに、能登半島を奥に向かって車を走らせた。ある漁港の前を通ったら、ちょうど船が港に入ってきた。「オッ、ちょっと寄って行ってみようよ」。

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Img_0892  船では、ちょうど水揚げをしていた。ブリの子どもだな。そしたらまっきぃが、「地元ではガンドというんだよ」と言っていた。ブリは出世魚で、それぞれの大きさで呼び名が違う。関東では、ワカシ⇒イナダ⇒ワラサ⇒ブリというのだが、北陸ではコズクラ⇒フクラギ⇒ガンド⇒ブリというそうだ。

 漁師の方にお話を伺うと、これは全部一本釣りだという。これだけ釣れると面白いだろうね。一体一匹いくらぐらいするものだろう。漁協の方が言っていたが、「冬は脂がのり物凄い値段だが、今の時期は雀の涙程度だよ」と自嘲気味だった。

 さらに、海岸を走ると、名物の塩を売っている店があった。そうだ、梅干し用に美味しい塩を買っていこうと思い、店を覗いた。とんでもない、梅干し漬け用に使えるような値段ではなかったね。

 そのあと、【時国家】も玄関だけを見て帰った。

 そういえば、この時国家では思い出がある。遠い昔、会社の仲間数人で能登旅行をしたことがあった。この時国家で新聞を借りて読んだら、【大平正芳首相急死】が一面に踊っていた。一体何年前か検索してみたら、大平首相が急死したのは1980年6月だという。そうか、以前この能登旅行をしたのは36年前だったとわかった。

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Img_0898  この日の最後の訪問地は、【禄剛崎灯台】だ。能登半島の最先端まで来てしまった。狼煙の道の駅から、この灯台への急坂のきつかったといったらなかった。まあ、この日の旅の終わりだと、何とか頑張って登った。

 Masaoちゃんは、この急坂を以前二度ほど登って、こりごりだと言っていた。けど、結局は今回もこの坂を登って岬に来た。

 この灯台の脇に、【日本列島ここが中心】という標識がかかっていた。この岬からも、果てしない日本海を望めた。

 そうだ、30数年前に泊まった『ランプの宿』がこの近くにあるはずだ。見に行ってみようと話したら、全員に反対されてしまった。疲れたから早く帰ろう、というのだ。すごすご今夜の宿に向かった。

Img_0899  この日の宿は、【珠洲ビーチホテル】だ。宿に着いたのが午後4時半ころだった。想像以上に立派なホテルでうれしくなった。この宿を予約してくれたまっきぃに感謝だ。

 部屋もきれいだったし、食事も予想以上に良かった。それに、給仕をしてくれたレストランの珠洲美人にも大感謝だ。

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コメント

『4人のジジイ、北陸路を行く』の旅は面白そうだね。帰ってきたら、また「やきとり屋」で話をきかせてね!?
お土産待ってまァ~す!!

投稿: ルート36 | 2016年6月 3日 (金) 午前 10時03分

毎回行動派のシンさんの旅紀行楽しみにしています。
今回の能登の旅小生も30年前から7~8回旅していますが19年の地震の見舞いに友人と出掛け時の経つ速さに今更ながら驚き当時の惨事にカメラも控えました。
25年前には輪島の市役所の庭先に友好の証の枝垂れ桜の植樹に埼玉から友人と参加し昨年成長した姿に感激して帰りました。シンさんの友人との旅の土産話を後日聞かせてください。良き友との旅・・無事の帰宅を祈ります。

投稿: kiyo.kazu.55 | 2016年6月 3日 (金) 午後 05時17分

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