№3092 サロベツの花旅
お昼過ぎに、無事稚内空港に降り立った。天気は良かったが、空港の外に出てみるとやはりヒンヤリする。思わず、ジャンバーを羽織った。空港には、この日のコーディネータ-のHikitaさんともう一人の方が迎えに出ていた。さて、レンタカーを借りる手続きで、一時間ほど費やした。空港を出発したのは、午後1時半に近かった。
レンタカーは29人乗りのマイクロバスで、久し振りに大きな車を運転した。ただ、大きな車も小さな車も、基本は同じだ。私は、タイヤが30本もある大きな車を運転した経験がある。
空港から、直接向かったのが【サロベツ原生園】だ。約45分かかった。午後2時近くで、皆さんお腹がぺこぺこだ。ここのレストランで【ホッキカレー】というものを食べた。北寄貝を味付けにしたカレーで美味しかった。さて、食後すぐに原生花園に向かった。この花園は、木道が整備されていて歩きやすかった。ガイドのHikitaさんが、いろいろな花の名前を紹介してくれた。今日は文章ではなく、花の紹介を中心にした記事にしたい。
ワタスゲの群生である。ワタスゲはシャイな性格か、人里離れた場所で群生していた。
コバイケイソウが原生園で多く見られた。満開にはまだちょっと早かったが、ガイドに言わせると「17歳だね」とのことだ。
右の花はバイケイソウで、利尻・礼文で多く見られるという。
カラマツソウもそんなにみられる花ではないらしい。この原生花園の隅に、群生地があって案内してもらった。
エゾカンゾウの花が盛りである。ただ、満開にはもう一週間ほど早いと言っていた。咲き始めると、サロベツ原野が黄色に染まるという。ニッコウキスゲの仲間かな。
エゾカンゾウと一緒に咲いていたのがスカシユリだ。色の鮮やかさはエゾカンゾウより上だった。
さらに観察できたのが、エゾリンドウ・センダイハギ・オオアマドコロ・アキタフキなど多数だ。
写真を撮りながらメモをしないと忘れてしまう植物の名前だが、ついメモを怠ってしまった。
このサロベツ原生園には多くの野鳥も棲息していた。なかでもここでしか見れないのがシマアオジという野鳥だ。ぜひ見てもらいたいと、ガイドが一生懸命探してくれたのだが、見つからなかったのは残念。
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