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2016年6月14日 (火)

№3094 雨の礼文島・花旅

 礼文島を【花の浮島】というのだそうだ。この島を巡って、私もつくづくそう思った。

 ガイドのKagawaさんに、「一日目は9kmの山旅だが、二日目は12km歩くから、頑張りましょうね」と通告されていた。これは相当つらいなと思っていたが、翌日の天気予報は雨だという。雨の様子を見ながら、二日目の方針を立てることにした。

Dsc01128_2  二日目起きてみたら、やはり雨だった。当初の方針通りとはいかなかったが、雨に自信のない人は、別ルートを歩くことにした。それでも山旅を楽しみたいという人は14人だった。もちろん、私は山旅を選んだ。礼文島の南端・知床という場所で二班に分かれた。

 山登り組は、厳重な雨具の装備をしていた。旅行の手引きで、「セパレートの雨具は忘れずに。折畳み傘では対応できません」との注意書きがあった。私はそれを甘く考えていて、貧弱な雨具対策しかしてこなかった。そのために、この日は上から下までずぶ濡れになってしまった。先輩のYashimaさんからも「ひどい装備だったね」と指摘されてしまった。

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 雨にもかかわらず、この日も花を訪ねる山旅だ。この日見た最高の花は、【クロユリ】だった。ガイドが、「この付近はまるでクロユリの畑のよう」と指摘するほどだった。

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 【レブンソウ】も、この島でしか見れない固有種だそうだ。不思議なことに、群生地にしか見られない赤紫の花だ。雨で登山道が煙っていて、前が見えない。谷間には、貴重なアツモリソウも咲いていた。「盗掘されるので強調しない」、とはガイドの話だ。

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 【イブキトラノオ】も咲いたばかりだ。最盛期になると、野を真っ赤に染めるらしい。滋賀県の伊吹で見られる種類に比べて、赤の色が強いと言っていた。

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 【野生のスズラン】も咲き始めていた。スズランは、結構園芸種が出回っている。ただ、野生というのはそんなにないらしい。

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 【サクラソウモドキ】も咲いていたが、本州のとは違う亜種らしい。今年の4月、浦和のサクラソウ公園をこの東京シニア自然大学NEXTの仲間と歩いた。このときにかんさつしたノウルシと同じような花があった。【イワベンケイ】というのだそうだ。

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 雨が降らなければ、本来、この日は【エーデルワイス】を見に行く予定だった。群生地があるという。この日は、かすかにその片鱗を観察できた。昨日も紹介したのでこの日は取り上げないが、【チシマフウロ】の紫の花や【センダイハギ】の黄色い花は今が盛りだった。

Dsc01170Dsc01144_2Dsc01148  本来は夕方まで礼文島観察の旅を続けるはずだったが、雨のために予定の半分のコースで打ち上げとなった。そうなったら、礼文島に滞在の理由がない。午後一番の船で利尻島にわたった。約40分ほどかかった。

 港には、今晩と明日の宿泊地ペンション【群林風(グリーンウィンド)】のご主人が迎えに来ていた。ペンションにくつろぐ暇もなく、明日の利尻島のガイドの方の【利尻島ガイダンス】があった。そんな話が、夕食をはさんで延々と続いた。

 さすが、この旅行は東京シニア自然大学の行動の一環ではあったが、それにしても眠い。

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