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2016年7月27日 (水)

№3137 都知事選はフェアな戦いを

 参議院選挙が終わって、次の日曜日は都知事選挙がある。都知事選は、むしろ参議院選よりも面白い。私には選挙権はないが、21候補が立候補をし、しのぎを削っている。なかでも、鳥越俊太郎・増田寛也・小池百合子の三氏の戦いに注目が集まる。

  先々週の『週刊文春』と『週刊新潮』が、期せずして鳥越の女性スキャンダルに言及している。私はその記事は読んでいないが、ああ、またやったかという感想を持った。

 残念ながら『週刊新潮』は今やほとんどその影響力はないが、『週刊文春』は絶大な影響力を持っている。この時期に、保守系の二週刊誌が期せずしてスキャンダルを載せたことに意味があるように思う。それは、鳥越の足を引っ張る目的である。

 事実ネットを読むと、「週刊文春を読んで、絶対に鳥越には入れない」という書き込みがあった。【2チャンネル】でも、鳥越のスキャンダルで盛り上がっているようだ。

 たとえスキャンダルがあろうとなかろうと、週刊誌は書いたもの勝ちだ。ましてや、今注目を集める『週刊文春』の記事は、事実であろうがなかろうが、間違いなく鳥越側に大きなダメージだ。これって、フェアなのだろうか。

 ネットで別の記事を読むと、元『週刊現代』の編集長元木氏は「間違いなく、選挙妨害を目的にして書かれた記事」と断言している。あの記事一本で、鳥越票が何十万票と他候補に流れていっただろう。書かれた鳥越の負けとはいっても、鳥越に責任があるわけではない。鳥越は裁判に訴えるというが、選挙結果が出た後ではあまり意味があるとも思えない。

 今までも、週刊誌のデマ記事が世の中を変えていったことがいくらでもある。それに対して損害賠償請求がなされているが、結局は書いたもの勝ちで終わっている。

 あの記事一本で、鳥越は小池と一騎打ちだったはずが、第3位に甘んじているようだ。保守系週刊誌、ひいてはこれを書かせた裏幕は目的を果たしてにんまりだろう。選挙民は、こういう悪辣な意図に動かされてはならない。

 今度の日曜日は、こういう意図とは関係なく、公平な選挙が行われてほしいものだと思う。

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