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2016年7月30日 (土)

№3140 南魚沼に暮らす

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 久し振りにエコギャラリー新宿に行ってきた。この日は、東京シニア自然大学専科の座学があるというので、事前に申し込んでいた。以前は毎週のように通っていた新宿だが、最近はとんとご無沙汰だ。梅雨が上がり、都庁は真っ青な空に輝いていた。

  この日は午前と午後の授業があり、午前中は新潟の南魚沼に暮らすOhmae Jun-ichiさんの「南魚沼の環境保全」、午後はアサザ基金のIijima Hiroshiさんの「湖から社会を変える」という授業があった。午前も午後も魅力的な講座だった。

Img_0309  今日は、午前中のOhmaeさんについてお話をしたい。彼とは、2年ほど前【清里ミーティング】のときご一緒した。宿では痛飲した記憶もある。彼とは奇縁があり、次男が1992年にヤップ島プログラムに参加した時に、そのプログラムの隊長だったという。それが分かったのも、清里の会でであった。それ以来、何かと彼のことが気になっていた。

 清里ではお話を伺えなかったのだが、彼はある新聞社の記者をやっていたが、50歳で早期退職をし、奥さんの実家がある新潟県南魚沼に居を移したそうだ。そして田舎暮らしをしながら【NPOエコプラス】を立ち上げた。

Img_0310  この日は、そのお話を伺うのを楽しみにしていた。この授業のために宿題が出ていた。「受講生の心に残る里山の風景を絵に描いて持ってくるように」とのことだ。私は絵など小学生以来描いたことがないが、恥を忍んで田舎の風景を描いていった。

 この絵を見た級長が、「よく恥ずかしくもなく、あんな絵を提出したものだ」と呆れていた。そういう本人は、宿題を提出していないのだ。級長は絵画教室に通っているようで、絵心はあるはずだ。

 私の田舎の原風景をさらさらと描いた。自宅の目の前には鎮守の森があり、その下に流れる川には鮎が泳いでいた。裏には旧城跡がある典型的な盆地で、裏山には饅頭型の山があり、そこの椿の葉を採り、餅を作った思い出を語った。絵より口で話したほうがはっきりしたようだ。絵を描いてきた人は4人だった。

 Ohmaeさんの南魚沼でのお話が語られた。彼はわずか三畝だが、田んぼを作っているのだそうだ。稲作りをしてみていろいろなことが分かったという。稲作りをして10年になるが、そこの田んぼから収穫する米はわずか二俵だが、夫婦二人で食べていくには十分と話していた。

Img_0307  いま住んでいる家の目の前には巻機山が聳えていて、その山を眺めているだけで満足しているようだ。冬は4mも降る雪掻きに追われ、春は山菜採り、ブナの木に菌を植えてナメコ作りに精を出している、と話していた。田舎に暮らし、その楽しさを味わいづくしている様子が良く分かった。「皆さん、早期退職をして田舎暮らしをしよう」と呼びかけていた。

 ところが、この日の受講生はすべて、もう退職してしまっている。そうだ、来年は仲間を誘い、南魚沼エコツアーを計画してみよう。

 ところで、Ohmaeさんを授業が終わった後の反省会に参加を呼びかけたが、翌日に用事があるとのことで、午後は新潟に帰っていった。ぜひ、今度お会いした時には酒を酌み交わしたいものだ。

 

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