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2016年9月16日 (金)

№3188 那須【お月見吟行】

 この3年ほど、毎年Yamahiko先生が提案している【お月見吟行】に参加している。今年は草津でやる予定であった。私も参加の申し込みをした。だが、参加者が少なかったので、急遽、那須でやろうということになった。私に異論はない。参加者は4人と少人数だった。

 Yamahiko先生は那須で吟行とは提案したが、別に具体的なアイデアがあるわけではなさそうだった。それでは、私がすべてを取り仕切って、ディープな那須を紹介して歩こうということになった。

Img_0731  普段は使わない東北自動車道を通って那須に向かった。やはり高速道を使うと速い。朝9時に出発して、那須に着いたのが10時半だ。途中、コンビニで昼食を買った。最初に向かったのが【沼っ原湿原】だ。湿原に着く直前、先生が「あれはトリカブトじゃないか」と声をかけた。

 トリカブトは参加者には珍しかったようだが、那須には結構自生のトリカブトが多い。この花をよく観察してみると、盛んに蜂が花の蜜を吸っていた。満開で、一番蜜が多く出るときなのだろうか。根は猛毒を持っているが、花には毒はないのであろうか。

 さて、今日最初の目的地【沼っ原湿原】の駐車場に到着した。ここから湿原までは、下って15分ほどだ。笹原を下ったのだが、先生は笹原を見て「句材が少ないな」とブツブツ言っていた。先生ちょっと待ってよ、湿原に着いたらいくらでも豊富な句材があるよ。

Img_0733  案の定、湿原の水たまりで見つけたのが山椒魚だ。写真ではよく撮れなかったが、黒い姿がくっきり見えた。参加者たちは大喜びをしていた。早速先生が「山椒魚で一句詠んでみるように」と進言していた。

 沼っ原は季節ごとにいろいろな様相を見せてくれる。春に見られる代表的な花はザゼンソウ・ハルリンドウ、夏はニッコウキスゲ・コバイケイソウ、そして秋に見られる代表的なものはエゾリンドウにタムラソウだ。

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Img_0741  沼に咲いている紫の花は何だろうか。後で自宅で図鑑を見て分かったのだが、サワギキョウだった。さらに、木道の脇に白く咲いている花は何だろうか。これも図鑑の助けを借りたのだが、アケボノソウだという。

 入口でブツブツ言っていた先生も、この湿原での植生の多さに大喜びだった。「本当にこの沼っ原湿原は最高だ」とまでおっしゃっていた。先生の話では、「俳句は足元を見て作るものだ」そうだ。そう、足元を見て歩くと様々な小さな植物が咲いていた。

 湿原にはほとんど人はいなかったし、静かだ。天気も穏やかだったので、木道に座り、思い思いに弁当を広げた。野鳥の甲高い声を聞いてのお弁当も美味しかったね。

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Img_0749  さて、次に向かったのが那須の絶景の滝だ。その前に、殺生石の前を通った。ここは芭蕉が立ち寄り歌を残したところだというと、ぜひ寄ってみたいという。私は何度も訪ねているが、この日の参加者は皆初めてだという。皆さん、感激していた。

 参加者の一人Senshuさんなど、さっそく俳句ノートを取り出して句作に思いを凝らしていた。殺生石に30分ほどいて、向かった第二番目の目的地が【駒止の滝】である。ここも紅葉のときには最高のビューポイントであるが、さすが紅葉にはまだ早かった。

 そして、那須の最高ルート訪問の最後は【鹿の湯】だ。ここで、心行くまで硫黄温泉に浸かった。皆さん、満足げな顔をしていた。帰りにスーパーに立ち寄り、夕食の食材を買いそろえて【あるるのいえ】にやってきた。夕食前に、最初の句会だ。

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