« №3189 那須で第一回目の句会 | トップページ | №3191 大根の間引き »

2016年9月18日 (日)

№3190 那須で第二回目の句会

 朝食を終え、繭の里を散策した。Senshuさんは、そんな時にも俳句ノートを離さない。いつなんどきにも俳句を作ろうという意気込みに圧倒された。

  わが家の畑は、繭の里から外れた田んぼの端にある。自慢の畑に案内した。ただ、8月末に植えた大根は一斉に芽を出していたが、その植えた畝は草だらけだ。皆さんが帰った後は、また草取りの仕事が待っている。

 さて散歩も一段落して、句会をやろうと先生が提案した。テーマは『お月見句会』だ。結局、昨晩はほとんど月は出なかったのだが、月が出ないことも『無月』として詠えるという。『無月』を辞書で調べてみると、「陰暦八月十五日の名月が見えないこと」を言うらしい。

 俳句の提出まで、やはり昨晩同様20分の制限が設けられた。この間に5句を作らなければならない。「月を中心に詠ってもらいたいけど、昨日の那須逍遥の句を入れても良い」とのことだ。即興句だが、何とか作った句が以下の通りだ。

望月の梢の間に間に見え隠れ

月を待つ葉越しに雨の降りかかり

月見会水楢繁り無月かな 

山陵や帽子に止まる秋茜

翁訪ふや殺生石に薄揺れ

 5句を提出して、句会が始まった。4人の句会なので、先生が昨日同様、一句一句に懇切丁寧なコメントを入れてくれた。以下の通りである。

 第一句の「見え隠れ」は手垢がついた表現で平凡、ゆるい。別の言い回しを考えるように。第二句は作者の立ち位置がわからない。さらに動詞が多い。直すとしたら、月を待つ葉越しデッキに雨の降り。第三句は「月見会」と「無月」が季重なり。添削したら、月見会水楢繁る山墅かな。第四句は「山陵」ではなく「山稜」。第五句は、翁訪ひし殺生石や薄揺れ、とそれぞれ手が入った。作った全句を添削してくれるのはこんな時だけだ。

 二日間の句会で私はようやく10句を作ったが、大先輩のSenshuさんは30~40句くらいは作っていたのではないかな。「これだけ俳句を作っても、道半ばだ」と言っていたから、俳句は奥が深い。

 無事句会を終え、お昼にソーメンを食べて散会することになった。車ですぐ近くに、『二期倶楽部』のホテルの庭園がある。その庭園を散策し、新幹線で帰っていった。1泊2日の『那須お月見句会』だったが、皆さん満足してくれたのではないかな。

|

« №3189 那須で第一回目の句会 | トップページ | №3191 大根の間引き »

那須【あるるのいえ】」カテゴリの記事

俳句」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« №3189 那須で第一回目の句会 | トップページ | №3191 大根の間引き »