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2016年10月14日 (金)

№3216 山査子の赤い実

Img_0994

 昨日の記事の付録である。登山道の脇の民家に赤い実をつけた木があった。あまり見たことがない実だね。早速、植物学者のArakawaさんに尋ねた。「あれは山査子だよ」という答えが返ってきた。

Img_0995  山査子の名前は聞いたことがあるような気がするのだが、見たのは初めてである。俳句をやっていると、どうしても植物の名前が気になって仕方がない。果たして季語は秋なのだろうか。

 山を登りながら俳句を考えている。あの山査子で俳句が出来ないものだろうか。そして思いついたのが次の一句だ。

山揸子の赤き実熟るる山家かな

 自宅に帰って、さっそく『歳時記』を調べてみた。項目としては【山揸子の花】で、春の季語とある。四、五月ころ白色五弁の花が咲くのだそうだ。江戸の享保年間、中国から薬用として渡来したとある。

 私は俳句の初心者である。【山揸子の花】が春の季語であることはわかった。ただ、【山揸子の実】が、秋の季語として成り立つかどうかはわからない。

Photo  さらに『広辞苑』を繙いてみた。そこにはこういう説明があった。「春ウメに似た白花を開き、秋黄色の果実を結ぶ。果実は薬用」。あれ?私が見た山査子の実は赤だったな。あれは本当に山査子だったのかしら。

 さらに、Wikipediaで調べてみた。すると「山査子は赤い実をつけ、生薬、果実酒、ドライフルーツなどになる。黄色い実をつけるものをキミノサンザシという」とあった。『広辞苑』の記述は、どうも間違っているね。

 以前は『広辞苑』に間違いがあると新聞記事になった。今はそれほどの権威もないかもしれないね。

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