« №3280 榛名の里山を楽しむ | トップページ | №3282 鹿島アントラーズの健闘をたたえる »

2016年12月18日 (日)

№3281 『桟雲の会』忘年会

 この日は、【桟雲の会】の定例句会の日である。事前に相談していて、句会の後に忘年会をやろうということになった。会場は、上尾にある先生の自宅である。先生の家の一階は、将来そば屋を開業する計画のようだが、今は空いている。先生からもご了解をいただいた。

 句会は、いつものように午後1時に始まった。この日は会員の都合が悪く、句会に集合したのは6人だけだった。とはいっても、いつものように充実した句会だった。私は自信の6句を持って参加したが、果たして評価はどうだったろうか。

 何度もいっているようだが、私の作った俳句に先生の手が入ると断然光るのは、今回も同じだった。今回も評価点を貰った3句ほどを紹介したい。

【原句】西庇二本を結へ懸大根

 「西庇」は、会員に西日射すと誤解して読まれたようだ。事実は西の庇に大根を懸けたのだろうが、この句は「北庇」とした方が大根を干すにはいい、との評価だった。さらに、山本山的であるので「大根懸く」とした方がいいと添削された。いつものことだが、添削の手が入ると見違える句になる。

【添削句】北庇二本を結へ大根懸く

【原句】秩父路の夜空を焦がす冬花火

 「秩父路」は大ざっぱとの評価だ。秩父夜祭なら秩父神社の「秩父社の」といった方がはっきりするとの評だ。さらに「焦がす」ではなく、「占めて」くらいの方がいいのじゃないか、とのことだ。

【添削句】秩父社の夜空を占めて冬花火

【原句】流水に大根洗ふ手の痺れ

 今月は大根を題材にした句を多く提出した。この句も「手の痺れ」では詩情が薄く、「手の真白」とした方が、大根の白さと手の白さが浮き立ってくる、との評だった。

【添削句】流水に大根洗ひ手の真白

 ウ~~ム、今月も勉強になった。提出した句に対する先生の丁寧なコメントで、句会は午後5時を回った。さて、そろそろ忘年会の支度をしようではないか。近くの寿司屋から出前を取り、さらにはスーパーに行って飲み物や食べ物を買ってきた。参加者が6人なので、そんなに多くはいらないね。

 普段の定例句会では、俳句以外のことはほとんど話さない。会員の日常生活など、俳句を通してしか知る術がない。忘年会は、会員の体験談などを聞くいい機会だ。この日話していたのは、Asumiさんだ。

 彼は山岳救助員として、若いころは山で大いに活躍していたらしい。彼がいつも話題にするのは、谷川岳一の倉沢の遺体収容事件だ。昭和35年、超難しい岩壁のロープに宙づりになった2遺体が発見された。その岩には、人が近づくことが出来なかった。結局、自衛隊が射撃でロープを切断したのだが、大きな社会問題になった。この頃活躍していたらしい。

 彼の山の話は、いつ聞いても面白い。以前は連載で会報に載せていたが、今は中断している。再度、山の話を載せていただきたいものだ。いま盛んに行っているのは、尾瀬だそうだ。そういえば、私は久しく尾瀬には行っていない。また、行きたいなと思った。

 忘年会の話題は、しばらく俳句から離れた。いろいろと話が飛ぶうちに、もう午後9時近くになってしまった。そろそろ解散しようか。

|

« №3280 榛名の里山を楽しむ | トップページ | №3282 鹿島アントラーズの健闘をたたえる »

俳句」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« №3280 榛名の里山を楽しむ | トップページ | №3282 鹿島アントラーズの健闘をたたえる »