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2017年3月14日 (火)

№3368 カスバ街道を南下

 サハラで朝日を見て、再びホテルに戻った。朝食が済み、さて出発だ。この日は、カスバ街道を南下するバスの旅だ。それにしても、今回のツアーはバスに乗っている時間が長いね。この日も、ほぼ一日バス旅行だった。

 「カスバ街道」は、むかし商人がラクダ行商する重要な街道だった。この街道沿いには、その商人を守るためのたくさんの砦が設けられていた。前にも言ったが、「カスバ」とは塀に囲まれた砦だ。

 バスの中で「カスバの女」という唄が流れた。「涙じゃないのよ 浮気な雨に~」という唄だ。添乗員のSjimakuraさんが流したものだが、これには重要なウソがあるという。「酒場の女」とあるが、モロッコははイスラム教の国で、カスバには酒場などなく、アルコールはご法度とのことだ。

Img_2470 カスバ街道は、アトラス山脈の左手を走っている。ずーっとアトラス山脈を見ての旅だった。最初に停車したカスバは、ティネリールのカスバだ。ずいぶん古いカスバだった。

  このカスバは青々と樹々が生い茂っていた。特にナツメヤシの木が大きい。このように砂漠で青々と草木が生い茂っている場所には、川が流れている。日本ではオアシスというと池や湖を想像するが、実際、オアシスとは川が流れている場所らしい。

Img_2476
Img_2475_2 ティネリールをトドラ川沿いに遡ると、物凄い岩の峡谷に出会った。300mもある岩が、峩々と聳え立っている。しかも、この岩は見るからにもろそうだ。今にも崩れてくるのではないかと思われたが、ここはヨーロッパでも有数のロッククライミングのメッカだという。

 われわれが見ている前で、ロッククライミングの挑戦しているカップルがいた。見る見る間にあっという間に登っていく姿を、しばらく眺めていた。そういえば、次の東京オリンピックに、岩登りの種目が加わったね。

 さて、先は長い。これから170km先のワルザザードを目指して、バスはカスバ街道をひた走る。街道沿いには沢山のカスバがあったが、ほとんど無視をしていた。

Img_2487 唯一立ち寄ったカスバが、ベンモーカスバという有名なカスバだ。

 カスバは、今では観光しか価値がない。改装してホテルやレストランになったりしているようだが、大半のカスバは廃墟のままに放っておかれているそうだ。

 ヨーロッパで話を聞くと、廃墟の城が重要な観光基地になっているらしい。何か、観光資源として使えないものかと考えてしまった。

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