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2017年6月19日 (月)

№3467 むちゃぶり俳句会

 昨日の記事の関連である。『東京雄水会』の宴会の余興で【むちゃぶり俳句会】が行われた。今総会の幹事でもある、わが俳句会の事務局長素風さんの提案によるものらしい。

 総会に参加すると返事のあった方に、さらに往復はがきが届いた。趣旨は「今年の東京雄水会の余興として、ご出席の皆様にあらかじめ俳句を投句いただき、専門の選者に出来栄えの良い句や感性鋭い句、あるいはユニークな句を選んでいただき、当日席上で披露する、題して『むちゃぶり俳句会』を催すことにしました」との案内が届いた。

 私も、この同窓の【東雄句会】の会長をやっている関係で、率先して投句した。この日の紹介によると、出席者100名弱のうち、30数名から投句があったらしい。

 宴会の席上で、上位当選者の発表があった。さて、私の俳句はどうだったのだろうか。そしたら、「東雄句会の会員は除外しました」だとさ。それなら最初から言ったらいいのにね。

Img_3584_2 この『むちゃぶり俳句会』で、座は大いに盛り上がった。選句された方には、記念品が授与されるのだそうだ。話を聞いてみると、皆さん、ほとんど俳句は作ったことがないらしい。ただ、最近TBSテレビの木曜番組『プレバト』がえらい人気で、結構その番組は見ているらしい。

 私の近くに座っていた人は、「季語を入れないで投句したので、それは俳句ではなく川柳だよね」と嘆いていた。

Img_3587
 結果、第一席は、5年下の女性の『雨上がり紫陽花の径にぎやかに』に決まったようだ。俳句会の会長として、私は早速おめでとうと挨拶に伺った。ついでに、ぜひわが俳句会に入るように勧誘した。彼女は初めての俳句のようで、「とてもとても」と辞退された。

 ただ、この盛り上がりのなかで新入会員が一人あったと、事務局長からの報告があった。いい企画だったね。ちなみに、私の作った俳句は以下の通りだ。

摩天楼牽牛織女の大宴会

 事務局長に言わせると、「投句を見ると、やはり圧倒的に東雄句会の会員が上手だった」とのことだ。ついでに、今『雄水会会報』に私の作文も載った。ここで紹介しておきたい。

 空前の俳句ブーム

 世の中、空前の俳句ブームとか。若い人から老人まで、その勢いは芸能人にまで及んでいる。その要因は、TBSテレビの番組『プレバト』の影響ではないか。辛口先生夏井いつきの小気味よいコメントが、これほどの俳句ブームを巻き起こしたように思う。

 私のように俳句を楽しんでいる人はもちろん、俳句に興味のない人でも、あの番組を見ていると、「自分も俳句をやってみようか」という気持ちにさせてくれるのが不思議だ。

 俳句は誰にでもできる、世界で一番短い詩である。わずか十七文字に自分の世界を活写できるのが、何といっても魅力である。

 しかし、少し俳句を齧ってみると、なかなか奥が深いことがわかる。俳句の唯一のルールは、その十七文字の句の中に季語を入れることである。その季語を考える時には、ビビッドな季節感を盛り込むことが大事だ。さらに言葉の選択も重要である。

 私は、雄水会総会で“無理やり”「東雄句会」に参加させられて、もう七年になる。ただ、今ではこの会に参加してよかった、と思うようになった。というのも、俳句を作る上において、言葉の使い方が大切だ。日本語を勉強するようになり、あらためて日本語の持つ豊饒さに思い至っている。国語辞書、歳時記、電子手帳を開かない日はない。開くたびに思うのは、こういう表現もあるのだという多様性への新鮮な驚きである。

 テレビを見るたびに頭が下がるのは、『プレバト』の出演者の、言葉の使い方の上手さだ。それ以上に、平凡な俳句でも夏井先生がちょっと手入れをすると、その俳句が見違えるように蘇ることだ。わずか十七文字に世界だけに、一文字の重要性が増すのである。

 わが東雄句会の総会が先日あったが、そのなかでもやはりプレバトでの夏井先生の言葉の使い方が話題になった。今や、それほどに番組は影響を持っている。ぜひ、皆さんも一緒に俳句をはじめてみましょう。

 

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