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2017年7月 9日 (日)

№3487 6月に読んだ本

 毎年6月は、読書生活には鬼門の月である。30日と例月に比べて一日少ない。さらに、梅雨の時期でなかなか読書がはかどらない。毎年、努力目標の月5,000頁は達成できていない。今年こそエンジンをかけよう。

 6月はひたすら読んでいた。那須での生活で読書のことは書かないが、那須には本を読むために通っているようなものだ。静かな生活のせいか、結構本が読める。おかげで、6月は15冊5,346頁と目標が達成できた。

 読んだ15冊を表にしてプリントアウトしているが、困ったことにほとんどその内容は覚えていない。書名を読んでも、内容は思い浮かばないのだ。相当ボケが進行しているせいかもしれない。とりあえず読んだ本を列記してみたい。

岩井三四二『城は踊る』 角川学芸出版 2010年1月刊

秋山香乃『晋作 蒼き烈日』 NHK出版 2007年7月刊

上田秀人『傀儡に非ず』 徳間書店 2016年3月刊

荒山徹『柳生百合剣』 朝日新聞社 2007年9月刊

伊東潤『国を蹴った男』 講談社 2012年10月刊

いとうせいこう『我々の恋愛』 講談社 2016年3月刊

植松三十里『不抜(ぬかず)の剣』 エイチアンドアイ 2016年5月刊

香納諒一『血の冠』 祥伝社 2008年7月刊

久坂部羊『まず石を投げよ』 朝日新聞出版 2008年11月刊

馳星周『神奈備』 集英社 2016年6月刊

火坂雅志『家康と権之丞』 朝日新聞社 2003年3月刊

松浦寿輝『不可能』 講談社 2011年6月刊

高橋克彦『源内なかま講』 文藝春秋 2011年5月刊

佐々木譲『地層捜査』 文藝春秋 2012年2月刊

篠田節子『冬の光』 文藝春秋 2015年11月刊 

  上記リストでも分るとおり、読んだ本のうち9冊が歴史小説だ。歴史小説は安心して読めるのがいい。私は読んだ本を面白い順にABCランクにしているが、歴史小説は全部Aランクだ。

Img_3600Img_3603


 岩井三四二、荒山徹、伊東潤、植松三十里、火坂雅志、高橋克彦など手練れの語り手に安心して読めるのがいい。

 反対に、現代小説は読んでみないとわからない。私はページを開いたら面白かろうが面白くなかろうが、我慢して最後まで読み通す。読書は、忍耐力でもあるのだ。6月はこういうことがあった。

Img_3602 松浦寿輝の『不可能』という小説だ。面白い小説は、読み始めた一行目から話に入っていける。そうでない小説も、100頁も読み進むとたいがい没入できるものだ。しかし、この小説は、最後まで何を言おうとしているのかわからないまま、読み終わってしまった。こういう小説は苦行の読書としか言えない。年に数冊、こういう小説がある。もちろんランクはCだった。

 いったい何の話だったのだろうか。書評を読むと、どうやら三島由紀夫を書きたかったらしい。

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コメント

地層捜査(佐々木譲著)は私も読みましたが、舞台が四谷荒木町、元近隣住民で臨場感タップリに楽しめました。
佐々木譲、他北海道出身の今野敏、黒木亮の三氏の作品は漏らさず読破してます。今野作品はテレビドラマ化も多く、肩を凝らす事なく読めますから、重厚作品の合間の清涼剤にはお薦めします。

投稿: アスペル山ちゃん | 2017年7月 9日 (日) 19時29分

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