№3571 姉の演奏会を聴く
横浜の姉から電話があり、「今度、私が所属する合唱団の演奏会があるの。お客さんが少なくて困っているので、ぜひ聴きに来てよ」との依頼だった。スケジュールをみると予定がなかったので、行ってみようか。
会場はJR戸塚駅前にある「さくらプラザ・ホール」だった。午後2時前に着いたのだが、500人も入る大ホールがほぼ一杯だった。合唱団の皆さんの努力で、人集めが成功したのだ。
姉の関係者も大勢きていた。息子の嫁さんとそのお母さん、実の娘、川崎の姉、叔母さん、それにわが夫婦だ。
この合唱団は、「カマラード横浜」という名前で、もう20年以上も活動しているようだ。姉もこの合唱が楽しみで、何をさておいてもこの練習スケジュールを大切にしている。
姉の話によると、「私も年を取ったので、これが最後だと思う。最後の演奏会なので、皆に聴きに来てほしい」と口説き文句を述べていた。ただ、残念ながら旦那を口説くことはできなかったようだ。
この合唱団を指導しているのは、宮本益光さんだ。姉も20年来の付き合いで、よくこの方の演奏会にも足を運んでいるようだ。この日の演奏曲目は、「日本抒情歌」、「レモンの車輪」、「童謡・唱歌選集」など2時間弱だった。
私は、このような演奏会を聴いたのはかつてなかった。なかなか華麗で、よかったね。なかでも姉に注目していたのだが、彼女は合唱団のセンターを張っていた。あとで、すごいものじゃないのといったら、「たまたまよ」と謙遜していた。
午後4時前に演奏会が終わったのだが、せっかくだから関係者で集合写真を撮りましょうよ。
そして入り口で別れたのだが、どこかでお茶を飲もうということになった。ところが川崎の姉は、「お茶じゃなくて、食事にしたい。肉を食べよう」と強要した。私はまだお昼ごはんがお腹に残っていたのだが、まあ、しようがない。付き合うことにした。
駅前のしゃぶしゃぶ屋さんに入ったが、近くに来ていたという横浜の姉の娘の旦那Hiroyuki君も合流した。彼はこの冬に交通事故を起こし、頭蓋骨の複雑骨折だったようだが、九死に一生を得て無事生還をした。ただ、まだ後遺症は残っているようだ。
まあ、こういう演奏会を聴くのもいいものだった。
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