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2017年10月23日 (月)

№3593 雨中の総選挙

 昨日は、台風来襲の最中、総選挙が行われた。この選挙は、当初から自民党圧勝を見込んで、安倍首相が突然解散したものだった。結果は、目論見通り、自民党の圧勝に終わった。

 それにしても、野党のバタバタだけが目に付いた選挙だった。今の自民党を倒すには、野党が共闘して当たるしか勝ち目がない。それを、野党が四分五裂したら、結果は明白だった。

 解散直後に結成されたのが「希望の党」、選挙が始まって結成されたのが「立憲民主党」だ。この経過を見るにつけても、小池百合子が馬脚をあらわしたの明らかだった。「民進党の全員を希望の党に受け入れることは、サラサラありません。希望の党に方針に合わない人、民進党の長老は排除します」。これが決定的だった。

 「排除の論理」は、上から目線と総スカンを食った。本来は、自民党に勝つためには大同団結が必要だった。それを「排除」といったから、小池百合子はなんぼのものや、と大きなブーイングが起こった。

 わずか3か月前に起こした東京都議選の大勝は、あっけなく消えてしまった。小池百合子には勘違いがあったのではないか。「自分は何をやっても、大きな支持を受けている」と。そんなものは、あっという間だったね。「希望」の党が、「失望」の党になるのはあっけなかった。

 さらに、民進党の前原が「立憲民主党ができるのも、想定の範囲内」といったのが、これまた猛反発を生んだ。民進党の代表になったとたん党を分裂させた張本人として、「裏切り者」のレッテルが張られた。応援演説に立つたびに、「裏切り者」の怒号が飛び交った。

 希望の党は政策を見ても新味がなく、一体自民党と何が変わっているのか、疑問を持った人も多かったに違いない。希望の党は、最初から戦いにならなかったのだ。それにしても選挙というのは怖いものだ。人気者が、一晩にして逆賊になってしまう。それもこれも【驕り】が原因だ。

 突然、時の人になったのが、立憲民主党代表の枝野幸男だ。結党してすぐにツィッターのフォロワーが自民党を超えた。上滑りの人気かと思っていたら、結果は野党第一党にのし上がった。

 枝野の演説も爽やかで、好感を呼んだのではないか。永田町の論理から市民の論理へ、の訴えはわかりやすかった。枝野がこのような演説をするのを、皆さん、初めて聞いたのではないかな。私も同感を覚えた。

 立憲民主党は55議席の獲得だったが、無所属の民進党系の人が大勢いる。さらに、希望の党で議席を獲得した人の中でも、当てが外れたと思っている人が多くいるに違いない。大同団結して、さらに強い野党を作ってもらいたいものだ。

 それにしても、大勝してますます傲慢になる安倍首相と、まだまだ付き合わなければならないかと思うと、うんざりしてしまうね。オーストリアやフランスでは若い人がトップに立った。日本でも、小泉進次郎をトップにする度量などないものだろうか。

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