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2017年11月24日 (金)

№3628 シニアの向学心

 私は定年になって10年以上になるが、向学心と好奇心は絶えず持ち続けたいと思い続けてきた。意外と同じ志の人間が多い。

 前号の記事になるが、等々力渓谷散策の帰りの反省会で、隣に座ったYさんとは、NEXT参加以来初めて会話した。私は第一期卒業生で、彼は第三期生だ。今までほとんど接点がなかった。彼の話に興味を持ったので、ここで紹介したい。

 彼は若いようだったが、私と同じ月の生まれだと言っていた。世田谷に生まれ育ったようだが、東京シニア自然大学に入学する前は、東京農大の社会人コースで学んでいたようだ。東京シニア自然大学の仲間には、このコースを卒業して入学してきた人が結構多い。

 東京農大のこのコースは、年間30万円だという。野菜や花を育てるコースから植木のコースまでいろいろあるそうだ。ただ、人気の野菜や花のコースにはなかなか入れないという。彼は、植木のコースを選んだらしい。

 農大の社会人コースは、本科を卒業すると、専科で何年でも在籍できるらしい。中には10年も在籍している人もいるという。ただ、毎年同じような授業で、年数を重ねたからといって30万円が安くなるというわけでもない。勢い、向学心のある人は、この東京シニア自然大学をめざして入学してくる。

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 Yさんは農大を終了して、仲間とミカン作りに励んでいるというし、群馬ではリンゴの木一本を仲間5~6人でシェアしている、と話していた。そういえば、お昼休みにデザートで差し入れてもらったリンゴは美味しかった。そのシェアした木から採れたものだという。

 私が一番感じたのは、そうやって向学心・好奇心に燃えている人は、いつまでも若々しいということだ。わが東京シニア自然大学の仲間は、本当に気持ちが若い。会社の愚痴など聞かないだけ、付き合っていて安心していられる。

 東京シニア自然大学には、またべつの学校から入り直している人も多い。聞くところによると、『立教大学セカンドカレッジ』出身だそうだ。立教も調べてみると、年間40万円の授業料だ。向学心のためには、こういうお金は安いのだろう。

 ただ、問題も多い。というのも、東京シニア自然大学の主宰者から最近聴講生が集まらないという嘆きの言葉を聞く。なぜかと考えるに、私の時には60歳定年が主流だったが、今では65歳定年で、70歳まで在籍というシニアが増えてきた。

 70歳にもなると枯れてしまい、なかなか向学心というわけにもいかないのかもしれない。そういう意味でも、『彩の国いきがい大学』『東京シニア自然大学』と渡り歩いた私は、60歳で辞められてラッキィだった。良い仲間もできたのはうれしい。

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