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2018年2月11日 (日)

№3707 箱根岡田美術館

 箱根滞在中の予定は組んでいなかった。まあ、行き当たりばったりの箱根散策をしよう。そういえば、先日、NHKで『岡田美術館』の特集をしていた。この美術館ってどうなのだろうか。

 朝10時前に保養所を出た。この日は雲一つなく、絶好のコンデションだった。保養所のフロントで、富士山が見える絶好のビューポイントは何処か聞いてみた。「すぐ近くの乙女峠に行くと、富士山がよく見えますよ」と言っていた。

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 乙女峠を目指した。保養所から車で7~8分くらいのところだった。雲一つない富士山は、裾野まで良く見えた。こんなに見事な富士山を見るのは久し振りだね。同行のお母さんが、「私は雨女で、旅行に行くと雨ばかり。こんな富士山なんて見たことがない」と感嘆しきりだった。

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 しばらく富士山を見ていた。次に向かったのが大涌谷だ。宿からもうもうと立ち上る煙が見えた。大涌谷は、2年半ほど前に火山性地震があり、立ち入りが制限された。その制限も緩和されたようで、大勢の観光客でにぎわっていた。

 なぜかしらないが、この場所は中国人に人気があるようで、たくさんの人の中国語が聞こえた。私も大涌谷は久し振りなので、名物の黒タマゴを食べてみよう。5個500円だった。柔らかく美味しかったね。

 それでは、小涌園の近くの『岡田美術館』に行ってみよう。大涌谷から急坂を下ってすぐだった。美術館の警備員が、「この美術館は5年前に開館したが、入場料が日本一高い美術館ですよ」と言っていた。一人2800円だそうだ。

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 入館を躊躇したのだが、「仁清と乾山」の特別展に誘われて、入ってみることにした。入場は厳重を極めていて、スマホやデジカメ、荷物の持ち込みはダメとのことだ。携帯品を入れるロッカーがあり、入口には、飛行場のようなセキュリティチェックもあった。

 ちょうど入場した時に、この美術館の学芸員による『仁清と乾山』の説明が行われていた。まずはそれを聞いてみよう。われわれが行った時には、すでに仁清の説明が終わり、乾山の説明に入っていた。こういう美術品は、説明を聞いて観るのと漫然と見るのでは大違いだ。

 私は美術には詳しくないが、乾山は尾形光琳の弟なのだそうだ。尾形光琳は遊び人で女と酒をこよなく愛したが、乾山は真面目一方で、生涯結婚もしなかったとの解説だった。乾山の作品「色絵竜田川文透彫反鉢」とやはり乾山の「色絵菊文透彫反鉢」の対比説明には、興味深く聴かせていただいた。

 説明が終わって、美術館の自由見学をした。ただ、お腹が空いたので、近くのレストランで昼食を摂ろう。一度入場すると、この美術館は出入りは自由とのことだった。

 昼食後あらためて美術館に入り、一階から見学していった。日本や海外の美術品が所狭しと並んでいた。「唐三彩駱駝像」などは、私でも知っている。陶磁器や絵画、工芸、彫刻品、仏像など私が知っている美術品も多くあった。

 聞くところによると、この美術館の館長岡田さんの個人収集を並べているというのだが、これがすごい。全部で800点ほどの美術品を持っているのだそうだが、いま並んでいるのはその半分の400点だそうだ。美術館の入口で聞いたのだが、岡田さんは今なお元気で、まだまだ収集活動を続けているらしい。

 岡田館長というのはいったい何者で、どのくらいお金を持っている人なのだろうか。午後3時過ぎまで美術館にいた。そして、満足して帰ってきた。少々高いのは財布に痛かったが、それでもヨカッタ、ヨカッタ!

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