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2018年7月14日 (土)

№3860 夏の真鶴半島探索

 この日は東京シニア自然大学修了生コースの講座で、夏の真鶴半島を探索してきた。7月上旬には伊東旅行、そして一昨日は箱根のハイキングとこのところ伊豆には縁のある旅が続いている。

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Img_6337  この日の講座の講師は、NACOTの川上典子先生だ。彼女はこの真鶴が大好きで、何度もこの真鶴を訪ねていると話していた。「自然観察にもってこいの場所なんです。特に、照葉樹林観察ができます」と言っていた。

 先日の箱根浅間山ハイキングは11名と若干寂しかったが、この日は先生を含めて29名と賑やかだった。ただ、こういう探索行は生徒が大勢でも、先生の話が聞こえない。本当は10~15名くらいが一番いいのだが。

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 まずは照葉樹林帯の探索だ。真鶴半島は意外と欝蒼とした林になっていて、350~400年にもなるクスノキや黒松に覆われ、林の中はうす暗い。江戸時代の初めに植えられたものだろうか。小田原藩の北条家に手厚く保護されていた林だという。ただ、やはり寿命を迎えた黒松の大木は、ところどころで枯れ、伐採されていた。

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 この真鶴の自然の面白さは、道を隔てて海に向かうと樹層がまるきり変わってスダジイの大木になっていた。スダジイは、海岸縁を好む木だそうだ。海のすぐそばに生えている木は養分が豊富で、窒素やリンが海に流れ出す。「魚付林」といって、周りは豊かな漁場が広がっているという。

Img_6342Img_6350Img_6344Img_6355  先生の説明で、この地ならではのたくさんの植物観察もできた。左上のヤブミョウガは、食べることができないという。あちこちにスカシユリが咲いていたし、木に巻き付いているのはフウトウカズラだ。浜辺にはハマゴウの紫の花が満開だった。

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 カラスザンショウは強い芳香を放ち、この匂いに引き寄せられてアオスジアゲハやモンキアゲハが寄ってきていた。たくさんの蝶が飛んでいるのだが、カメラでは捉えられなかった。

Img_6354Img_6362  この日は大潮で、午前11時ころには最大の引き潮のようだ。海に突き出ている名勝三ツ石は、大潮の時には渡れる。ところが、帰るころにはもう波の底に沈んでいた。

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Img_6359  先生がぜひ見ておいてほしいと連れて行ってくれた海岸には、ウメボシイソギンチャクが生息していた。このイソギンチャクはここでしか見られないもので、神奈川県の天然記念物になっているという。

 潮が引いていて閉じているイソギンチャクに、一生懸命水をかけて開かせようとしている仲間がいた。とはいっても無理だよね。

 真鶴半島の自然楽しむ一日の旅になった。

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