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2018年8月16日 (木)

№3893 心温まる出来事

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 嬉しい出来事があった。山口県防府市で、三日間行方不明だったという2歳の男の子が、無傷で無事発見されたニュースである。発見した人は、大分からボランティアで探しに来たという尾畠春夫さんという方だ。

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 ニュースを見ると、彼はやむに已まれずに防府市に駆け付けたという。谷沿いの石に座っていた男の子を見つけて、思わずよかったと快哉を叫んだらしい。それにしてもすごいボランティアがいたものだと感心した。待てよ、この尾畠さんはどこかで見たことがあるな、とふと思った。

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 仲間のOnちゃんから電話があり、「防府で子供を見つけた尾畠さんは、われわれが南三陸町にボランティアで出かけたときに出会った人だよ」と言っていた。改めて、私ののブログをチェックしてみた。たしかに尾畠春夫さんである。お会いしたときは、背中に大きな背番号のようなものを書いていた。

 写真を撮ったのは、2012年6月1日である。南三陸町には、彩の国いきがい大学の仲間10人ほどでボランティアに出かけた。ボランティアセンターで仕事待ちをしたときに出会ったのが尾畠さんだ。

 彼は大分から軽自動車で駆け付け、3か月ほどその軽自動車に寝泊まりをして、ボランティア活動をしていた。すごいですね、と声を掛けたら、「南三陸町に来たのは今回初めてではなく、もう3回目だよ。500日も滞在しているよ」と言っていた。その強烈な個性とともに、彼のことはよく覚えていた。

 Onちゃんからの電話で、私のブログを改めてチェックしてみた。そしたらその日の記事に、「私がボランティアで南三陸町に行ったら、大分から軽自動車で駆けつけ、その車に何カ月も寝泊まりしながら支援を続けている、という70歳くらいのおじさんに出会った。私たちの眼には見えないが、たくさんのこういう人たちがいるのだろう」と、ブログには書かれていた。
 新聞記事を読むと、尾畠さんは現在78歳だという。もう6年も前のことだから、
われわれがお会いした時には72歳だったのだ。それにしても、人の出会いというのは面白いものだね。

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