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2018年12月15日 (土)

№4016 古民家活用最前線

 東京シニア自然大学修了生コース対象の講座「古民家活用最前線 飯能の事例から学ぶ」に参加してきた。

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Simg_7664  全国で増え続ける古民家・空き家。その現状と活用方法について、埼玉県飯能市上名栗地区を事例に、周辺の環境を知り、空き家の様子を見て実際の作業をしようという講座だった。事務局のKanakuboさんは、「これこそがシニアが取り掛かるべき大きな課題」と強調していた。

 会場は、飯能駅から延々バスで1時間も行った名栗川沿いにあった。この日の講師は、駿河台大学教授で飯能市エコツーリズム推進協議会会長の平井純子先生だった。彼女は若くて、ものすごく元気いっぱいだった。

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Simg_7670  バスの終点から歩いて15分ほどのところに、目指す古民家があった。築120年という古民家は、極めてきれいに整理されていた。先生は「違うのよ。5年前にここを借りたときはゴミがいっぱいで、手の着けようがなかったの」といっていた。大学のゼミの学生の手を借りて、大量のゴミを捨てたのだそうだ。おかげで、きれいに整頓できたという。

 この古民家の大黒柱は、一尺もある立派なものだった。引き戸には大きな一枚板の欅が使われていた。ただ、二階は貸してくれなくて、いまだ大量のごみの山だそうだ。ある参加者が、「二階には、死体が眠っているんじゃないの」ときつい冗談を言っていた。今日の作業は、古民家の周辺の整理だ。

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 先生の案内で、この古民家をどう再生したのか学習した。そして、最初にやったのが薪割作業だ。私は、小さい頃薪割が日課だった。50~60年ぶりにやってみたのだが、すぐに腰が痛くなって交代した。女性の参加者も積極的に薪割をやっていた。
 
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 そのうち、いい匂いがしてきた。エコストーブで、煮物とご飯炊きをやっていた。煮物は近所からもらったイノシシの肉の獅子鍋だという。さらには、竈で焼き芋を焼いていた。これはお昼が楽しみだぞ。

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Simg_7676  昼食は、車庫の上の土間にテーブルを置いて野外食だ。この日は、このために米一合を各自持参した。ご飯もほかほかに炊け美味しかったが、何よりイノシシの肉がおいしかった。野菜は、この近辺の農家から調達したのだそうで、エコな食事だ。

 さらに、ホッカホカの焼き芋もテーブルに並べられた。焼きたての芋の、美味しかったことったらなかったね。Kuniちゃんのようにご飯をお替りした人もいたが、私は獅子汁のお代わりをした。焼き芋もごちそうになり、お腹がいっぱいになった。

 さて、午後の作業は物置の整理だ。まだ手のつかない雑多なものがいっぱいあった。それを引き出しては、何かに使えないかと知恵を絞った。七輪が二個に武者小路実篤の絵、木皿が10枚ほど、一斗桝などが出てきた。絵をきれいにしていた女性は、裏ブタを開けたらぞろぞろダンゴ虫が出てきたのにびっくりしていた。

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Simg_7681  テーブル用の大きな板も見つかった。先生が、「実は、もう一つ大きなテーブルが欲しいと思っていたのよ」といっていた。皆で力を合わせ、テーブル作りをした。できてみたら、一本の足が1㎝ほど低かった。まあ、板を足に張り合わせたら何とかなるんじゃないの。

 出来上がってみると、頑丈でびくともしなテーブルだった。「大成功だ、子供たちが大勢やってきても、一緒にご飯が食べられる」と先生も喜んでいた。

 この古民家には、鉈や鉞、電動のこぎり、電動ドライバー、それに釘やネジ釘など何でもそろっていた。学生たちを呼んで、一緒に再生事業を行っているのだそうだ。参加した女性たちは、クリスマスリース作りをしていた。

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 出来上がったテーブルを前に記念写真。あっという間に時間が経ち、帰りはバス停まで15分ほど走っていった。このバスに乗り遅れると、2時間待ちだそうだ。

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