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2019年3月14日 (木)

№4106 玉川上水沿いを歩く

Simg_8175  東京シニア自然大学NEXTの今期最後の講座「玉川上水を歩こう!」に参加してきた。集合場所は、青梅線の羽村駅だ。この日の参加者は、29名と今期最大だった。

 この参加者を見込んで、大勢のボランティアガイドがついてくれた。朝礼時点では6名だったが、旅が進むにつれて、さらに別のガイドも説明に参加していた。ボランティアガイドは、この講座にはなくてはならない存在だ。ガイドがいるかいないかでは、物の見方がまるきり違うのだ。東京シニア自然大学は、積極的にガイドを利用している。

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Simg_8177  羽村駅を出発して、先ず向かったのが「羽村郷土博物館」だ。この博物館に行くには、多摩川を渡らなければならない。この季節に、川でアユ釣りをしている人の姿があった。この付近の多摩川は澄んでいて、鯉の泳ぐ姿も散見した。

 館内では、館員の丁寧な説明に耳を傾けた。話の中心は、玉川上水にまつわる話だった。玉川上水は、ここ羽村の取水堰をスタートに、四谷大木戸までの43kmの長さがあるという。江戸時代初期、1年間で発削されたものらしい。

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Simg_8182_2  博物館での説明を受けた後、対岸にある羽村堰に行った。玉川上水は、ここからスタートしているのだ。取水堰の付近は大河で、水がきれいに澄んでいた。今日の講座は、この玉川上水沿いを拝島駅まで下って歩こうというものだ。

 玉川上水には、たくさんの橋がかけられていた。まだ少し早かったが、沿岸にはたくさんの桜が植えられていて、花見時は大賑わいだという。

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 沿線沿いには、大きな家も散見された。羽村は、昔は養蚕業が盛んで、名残の豪農がまだ残っているという。中でもひときわ大きかったのが、田村酒造だった。この酒造では、幻の銘酒を作っているらしいが、試飲する時間はなかった。

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 昼食をはさんで、さらに下流へと進んだ。大きなお寺もあった。ボランティアガイドの一人が、この寺の説明をしてくれた。最近、このお寺で古い仏像が見つかったのだそうだ。鑑定してみたら奈良時代の貴重なもので、高さは15㎝とのことだ。もちろん、一般に公開はされていないらしい。

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 玉川上水掘削での苦労の跡も見られた。たびたび洪水に会い、ルートを変えた後とか、水喰土公園(みずくらいど)では、上水の水が地中に浸透し、下流に流れなかった跡もあった。急遽、流れを付け替えたらしい。先陣の苦労の跡がしのばれた。

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 この日の旅の終点は、日光橋だ。あれほど澄みきっていた玉川上水も、この付近に来ると濁っていた。ただ、この橋は明治24年、レンガで作られた貴重な文化遺産とのことだった。

 この日はずいぶん歩いた。自宅に帰って歩数計を見たら、25,350歩・17.7kmも歩いていた。参加者の中には、87歳、86歳の方もいたが、いたって健脚だ。ある参加者が言っていたが、「この講座に出ることで、見聞も広がるし、何より興味が尽きないのが若さを保つ秘訣」と話していた。私も、彼の意見に同意した。

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