« №4112 蓮田サービスエリアの新設工事 | トップページ | №4114 津軽旅情の吟(うた) »

2019年7月 6日 (土)

№4113 映画「新聞記者」

 暇な時には話題の映画を見ることにしている。新聞に「新聞記者」の映画評が出ていた。ネットで上映館を探したが、いつも行っている映画館では上映していない。時間が合うのは、さいたま新都心のcocoonだ。30分前に着いたが、空席は残りわずかだった。ちょっと見にくいが、スクリーンの前の席が空いていた。やむを得ないね。平日のお昼なのに、映画館は久し振りに満員だった。

Img201907051112401  この映画は、あちこちに現安部政権への批判や、強烈な皮肉の混じった映画だった。舞台は、内閣情報調査室である。この調査室は、政権を支える様々な画策をしている。批判勢力には、蔭から圧力を加える。そいう中で、この調査室に勤務する杉原(松坂桃李)に、世話になった先輩が唐突に自殺するという事件があった。なぜ自殺しなければならなかったのか疑問を持った杉原は、ひそかに調査を始めた。

 そこに、とんでもない計画が隠されていたのを知った。経済特区に医科大学の新設計画だ。この計画も、主管官庁の文部科学省や厚労省ではなく、内閣の主導で進められるのだという。まるで加計学園のような話だ。しかも、その医科大学の主な目的は、医者の養成ではなく生物秘密兵器の開発が目的、と秘密文書に書かれていた。このとんでもない一級秘密文書を抱えて、先輩は自殺したのだ。

 一方で、この事件を追っていた女性記者がいた。主演の女性新聞記者吉岡は、韓国人女優シム・ウンギョンだった。あまりよく知らない女優だったが、彼女の好演が光った。政府の秘密の壁は厚い。それをこじ開けるのは並大抵ではない。あちこちに内閣情報室の目が光っている。もちろん、リークしようとする者にも容赦がない。

 杉原はこの情報は秘密にすべきではないと決断し、吉岡に打ち明けた。吉岡の上司も、この情報をニュースにすべきかどうか迷った。杉原が、「紙面に自分の名前を出してもいい」とのことで、情報公開に踏み切った。もちろん、新聞ではトップニュース扱いになり、他紙もこの情報を追った。すぐにも杉原のリークだったと、上司は嗅ぎつけた。

 さて、その後の杉原と吉岡に何が起こったのだろうか、何も描かれないままにこの映画は唐突に終了した。観客には、さてどうなるのか含みを持たせたのか、消化不良のままに終わらせられたのかはわからない。それにしても衝撃的なクライマックスだった。

|

« №4112 蓮田サービスエリアの新設工事 | トップページ | №4114 津軽旅情の吟(うた) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« №4112 蓮田サービスエリアの新設工事 | トップページ | №4114 津軽旅情の吟(うた) »