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2019年7月22日 (月)

№4129 参議院選挙の結果は?

 日曜日に行われた参議院選挙の結果が明らかになった。結果は、自民党・公明党の与党が過半数を獲得した。ただ改憲の要件である三分の二の議席には到達できなかった。大きく見ると、波風のない選挙だったのではないか。ただ、いろいろな面白い現象もあった。

 まずは、投票率が低調で、戦後二度目になる50%割れだった。いつも不思議に思うのだが、事前に世論調査をすると、選挙に必ず行くないしは行くつもりだという人が70%を超えるのが常だ。ただ結果を見ると、世論調査から二桁も下がるのが常だ。この現象はどうしてだろうか。

 私の立場を明らかにするが、私はいまだかつて自民党に投票したことがない。野党が伸びてくれることを心から望んでいる。そういう立場からみると、今回の選挙結果には不満だ。ただ、安倍総裁は今回の選挙を勝ったと位置付けているようだ。前回の選挙よりも当選者が少ないにもかかわらずだ。しかも、勝ったから改憲に全力を上げるという。勝手なものだ。せいぜいが引き分けだったろう。

 それでも、今回の選挙の結果がよかったと思う県もあった。私の出身地秋田県では、野党連合が勝利した。安倍総理や菅官房長官が何度も応援に入ったのに、勝てなかった。一番の原因は、イージス・アショアの秋田設置ではなかったか。全国でも放送されたが、防衛省の住民説明会で担当官が居眠りしていたという緊張感の欠けたことへの怒りではなかったか。さらに、イージス・アショアがなぜ秋田でなければならないのか、納得の行く説明ができなかったのだ。

 ちなみに、イージス・アショアが設置されるの予定の場所は秋田市の郊外だが、わが母校の直ぐ隣だという。住民が強く反対しても、強行するのが今の政府だ。沖縄でも、基地移転強硬に反対する沖縄住民の意思に、基地移転を強行する政府は、ことごとく国政選挙で負けている。

 もう一つ、よくやったと思うのが新潟の選挙区だ。現職の塚田一郎の「忖度発言」に、新潟県民はノーを突き付けた。打越さく良候補は北海道からの落下傘候補のようだったが、現職を破った。そもそも自民党候補には驕りがあったとみられる。そういう人物は落とすというのが住民の意思だった。健全だなと思った。

 北陸や中四国、九州の一人区で圧倒的に強い自民党だが、東北だけはそうはいかなった。与党が勝ったのは青森と福島だけで、秋田をはじめ岩手・宮城・山形の4県の一人区は野党が勝利した。前回も、東北の野党が強かった。この現象の原因は何なのだろうか、TPP反対の農民の意思というようが、私にはわからない。東北は反権力意志が強い、とばかりは言えないような気もする。

 それと気になるのが「れいわ新撰組」で当選した二人だ。当選した二人は、寝たきりの重度身体障害者だ。身体障害者が国会議員になるのには何ら問題はないが、さて具体的にはどうやって議員活動をするのだろうか。初めての例だけに、国会もいろいろと改造をしなければならないだろうね。

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